後ろ足が両方共不自由になったせいで
歩くたびに転ぶパームさん。
ゆっくり動けば、前足だけを使って何とか転ばずに移動できるけれど、
たまに自分の足の感覚を忘れるのか、ダッシュをしようとすることがある。
そうすると、派手に転んで仰向けにひっくり返って
白目を剥いてその場でジタバタ。
しかも、そこから自力で起き上がれない。
私が見ているときにそういう状態になっていると起こしてあげられるけれど、
いないときにやってしまうと、転んだ状態で白目部分を充血させて
倒れたままの状態になってしまう。
ごはんも、セロリを口元に持っていったときと、
強制給餌以外では食べることができない。
そんな状態でも、私は毎日会社に行っていた。
だって、サラリーマンだから。
壁に寄り添って、動けなくなっているパームさん。

たまに白目を剥いて一生懸命に後ろ足を動かそうとする。
水曜日の朝、いつものように会社に行った。
会社に着いて、ライブカメラを観た。
パームさんがカメラに映っていない。
どこ?どこ?!なんでカメラの死角に行くの?!
1時間経っても、まだカメラに映らない唯一の死角にいる。
なんでよりによってそこに行くんだ!
居ても立ってもいられなかった。
上司の元へ。
「すいません、退職日を1ヶ月早めさせてください」
うちの会社は3ヶ月前に退職届を出さないといけなくて
6月には9月に退職することを伝えていた。
ざっくりと今すぐ辞めたい理由を話したところ、
「SINKERさんは今まで頑張ってきたからね、いいよ!
社長には私から話しておいてあげるから」
と、まさかの暖かいお言葉
おぉ…あの鬼上司からそんな優しい言葉が聞けるなんて……泣いた。
“頑張ってる”と思われていたんだ。
頑張ってきて良かったな。
「今すぐ帰っていいよ!しばらく休んで落ち着いたら電話して」
とも言っていただき、その日はすぐに帰った。
そして吉祥寺の動物病院へ。
診察台の上で、パームさんはすくっときれいな立ち姿。
「どこも悪くありませんが何か?」
みたいな顔をしている。
えぇ…
家ではいつも足引きずってぐったりしているのに!
「見た感じ、足は大丈夫そうですね」
と、獣医さん。
「違うんです!違うんですっ!!家ではこんな風に立たないです!
ずっとぐったりしていて、足を引きずっていてっ(迫真)
!」
「別に飼い主さんのことを疑っているわけではないから大丈夫ですよ笑
うさぎって、こういうところで頑張っちゃうんです」
なんでカッコつけているんだパームさん……。
頑張らないでいつも通りの姿を見せなよ。
まずは後ろ足のチェック。
右足は完全に感覚が麻痺しているけれど
左足はまだ辛うじて感覚が残っているみたい。
土曜日に鍼灸をして、一時的に良くなったことで
走り回りすぎて、また背中を痛めたからかもと言われた。
「足裏の盲腸糞を取るために抱っこをしたら、背中を反り返らせたことがあります」
と言ったら、
「あぁ、それで脊髄損傷したのかも…」
とのこと。
そのせいで、左足もやられてしまった可能性がある。
あぁ、また私だ。
盲腸糞なんていつか勝手に取れるんだから
あのとき無理して取らなければ良かった……。
ずっと同じ場所でぐるぐる回っている件は、
効かない右足を軸にして、左足で動こうとするからその場で回ってしまっている。
斜頸とは違うとのこと。
また、発作のように急に走り出して壁に向かってぶつかってしまう件は
てんかんを疑われたけれど
状況的に過度のストレスによるパニック症状だとのことだった。
シリンジ持って部屋に入ったのはマズ過ぎた。
神経系でも、脳の病気でもない、
歯もきれい、目もきれい、
でも食べない。
今回は、自力で食べられるようになるようにステロイド剤を注射してもらった。
それと、皮下点滴。
ついでに私がやると規定量を食べないので、獣医さんに強制給餌をしていただいた。
撮影 by 院長先生。 この食べっぷりが大好き。
ご覧の通り。
私がやるとめちゃめちゃ拒否るのに
こんなにおとなしく食べている。
「ものすごく良い子にして30cc全部食べていましたよ!むしろ“もっと食べたい”という感じでした」
とのこと。
外面がいいな
!!
「うさぎさんって、とても賢いし
この子は飼い主さんと長いこと一緒にいるから
言い方は悪いですけれど、パームさんは飼い主さんの心の中を見透かしています。
だから、“ごめんね”“可哀想”と思いながら強制給餌をすると
それがパームさんに伝わるんです。
“なんか嫌なことされてる”って分かるから嫌がるんです。
“これはパームさんが良くなるためだよ!”という強い気持ちを持って
強制給餌をしてください」
とのこと。
心を読んでいるのか、パームさんよ……。
私がいつも「あぁ~もう死んじゃう~」って思っているから
「あ、オレ死ぬのかな」ってなっているのかな。
今日からは「元気だね、頑張っているね!」と言い続けよう。
強制給餌も「美味しいごはんですよー。元気になるよー」と言ってあげよう。
会社を辞めたことを伝えて
「これからはいつでも来れます!まだまだよろしくお願いします!」
と言ったら
「では、また家での強制給餌が難しかったら
遠くて大変でしょうけど、すぐ来てください」
と言っていただけた。
ありがたい。ありがたい。
最後に鍼灸治療をして、診察終了。
いつも丁寧な診察をしていただけてありがたい。
1人1人にこれだけ丁寧に接しているから、待ち時間がすごく長いんだろうな。
ステロイドを打ったから
自力で何かしら食べると思ったけれど、やっぱり食べない。
病院での強制給餌を消化しきった時間になっても食べない。
野菜もチモシーも食べない。
ステロイド打つと嫌でも食べるはずなんだけどな…。
家に帰ると病院でのしゃきっとした姿はどこへやら。
ずっとぐったりしているし、足を引きずってぐるぐる回っているし……。
やっぱりまだまだ目が離せない。
でも思い切って退職をしたことで、
これからはずっと側で見ていられるから、とりあえず安心だ。
パームさんがよく寝そべっているエリアに
吸水タイプのトイレシーツを敷いてるけれど
敷いたところを避けて寝てしまう。
尿ヤケが凄まじいことに😭
今度からは、シート以外のところに寝たらすぐ移動させるからね!
尿ヤケ防止に、Instagramでオススメされたのは
洗って繰り返し使えるトイレシーツ。これは買いだ。
自宅でお灸をするときは、火を使わないこれ↓がいいとのことで購入。
人間なら3~4時間つけていていいけれど
うさぎには長くて2時間。
耳を触って暖かくなってきたら外してくださいとのこと。
あと、夏は日中暑いから使用厳禁。
やるなら夜涼しい時間帯に。
今日から前向きに介護するからね!
頼むよ、パームさん。
【診察料】
診察料 1,500
鍼灸治療 3,500
強制給餌 1,500
皮下注射(ステロイド) 2,400
皮下点滴 3,200
--------------------
小計 12,100
消費税 988
合計 13,068
【タクシー代】
行き 1,990円(大和交通)
帰り 2,490円(アシスト)
--------------------
合計 4,480円
行きのタクシー代が過去最高に安い!
道をよく知っている感じの運転手さんだった。
毎回この方だと助かるー

帰りは聞いたことも見たこともないタクシー会社。
個人なのかな?
若い運転手さんで、のっけから気さくな雰囲気。
「うさぎさんの目って吸い込まれそうなくらい可愛いですよねー
」
そこから私のマシンガンうさぎ愛トーク。
私「介護に専念するため、今日会社辞めたんです」
運「え!そこまでする?!でも無職はダメだよ税金もあるし…
近所のレジ打ちでもコンビニでもなんでもいいし
数時間でもいいから働いて収入を得ないとダメよ」
諭 さ れ た
ありがとうございます。
でも、とりあえずしばらくは無職無収入で介護に専念して、なんとか生きていこうと思う。
パームさんの診察料とタクシー代くらいは
貯金切り崩せばなんとかなる。
どうせ貯めた金を遺す相手なんていないんだ。
あとは、ジムやめて、ネイルサロンやめればそれなりに節約できるな。
月々使う固定費をなるべく減らしていこう。
ワインとか嗜好品も禁止だな。
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