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PALM CHOPIN and TEA

病めるときも健やかなるときも、うさぎと共に。

【パーム】
2006/10/8~2018/12/27
【ティー】
2014/4/4〜2023/5/9
【ショパン】
2018/12/2~

飼い主はボディケアセラピスト
https://infield-salon.site/

丸3日間、ずっと泣き続け寝たきりだった。
食べたのはチョコパイひとつと、コーヒー1杯。
 
布団の中で横になり
昔のパームさんの写真を見たり
他のうさぎさんの写真を見たりしていた。
 
さすがに足がむくんで痛くなってきて、
お風呂にも入っていないから髪も顔もベタベタなので、
いい加減動くことにした。
 
 
とりあえず、パーム部屋の整理。
 
これが、パームさんがいた頃の部屋。

真ん中が寝床。
ヒーターや、流動食を作るとき用のティファールなどがあって生活感満載。
 
それをここまで整理した。
がらーん……
 
心の中もがらーん……。
 
そしてまた泣く。
 
この部屋に入る前は必ず声を掛けていたから
そのくせが今も出てしまう。
 
呼び掛けたところで本人はいないんだけど。
 
またベッドに逆戻りしそうになったのをこらえて
・部屋を明るくする(カーテンと雨戸を開ける)
・部屋を暖かくする
・抗うつ効果のあるアロマを芳香する
これを実践。
 
とりあえず、太陽を浴びないと
動く気になれないというのは本当だった。
 
次に、大好きなものを観ようと
AmazonPrimeで『バイプレイヤーズ』を点けた。
 
…が、大杉漣さんが出ているやないかー!!
 
これは悲しみに拍車を掛けてしまう。
 大大大好きな役者さんも、今年逝ってしまったんだった。
 
号泣モードになってしまったので、急いでAmazonMusicに変更。
 
ガチガチなロックを聴いて、大声で歌って気を紛らわせる。
10−FEETのおかげでだいぶ前向きになれた。

 

10-FEET入り口の10曲 10-FEET入り口の10曲
900円
Amazon

 

 

探して探しても ずっと辿り着かない様な
そんな迷い道を 慰めにしたんだ
そしてまたカラカラと 寂しさを転がして
何処へ 嗚呼
 
 
今日、久々に風呂に入って
その中で、ずっとパームさんの最期の一日のことを思い返していた。
 
思い返す度に、
『自分が悪い』
『パームさんはもっと生きられたのではないか』
という、後悔の念に苛まされる。
 
 
26日の朝、
パーム部屋は暖房を点けていて空気が乾燥するから、
夜にあげている水分たっぷりの生野菜は、
いつも朝には最低でも半分は食べていた。
完食することも多かった。
 
それが、この日は全く手付かず。
口元にりんごやセロリを持っていっても食べない。
 
見えていないのか?というくらい無反応。
 
そんな状態だったけれど、強制給餌はいつも通り15ccを完食。
ミルクも朝はしっかり飲んだ。
 
いつもなら、私もずっとパーム部屋にいるんだけど
この日に限って、1階のリビングで別行動。
 
もうすぐ実施される民間資格の試験勉強をしていた。
 
いつもならこの勉強もパーム部屋でしていたのに、
試験が近いこともあって、集中しようと思って1階に行ってしまった。
 
パームさんの様子はライブカメラでずっと観ていた。
 
カメラで観ても、ずっと息苦しそうにしていた。
鼻の穴を全開にして、口も半開き。
肩で大きく呼吸を繰り返していた。

 ライブカメラキャプチャ

それなのに、何故私は別の部屋で勉強を続けてしまったんだろう…。
何故、パーム部屋に行ってさすってあげなかったんだろう。
声をかけてあげなかったんだろう。
 
 
お昼、ミルクをあげに行く。
いつもは食いつくのに、だいぶボタボタとこぼしてしまう。
 
それでも5ccを飲みきったので、安心してしまった。
 
「この調子だと流動食はきついかな?」と思い
お昼はこのミルクのみ。
 
その後、私は資格試験対策の学校に行ってしまった。
 
帰ったのは夜寄りの夕方。
約12時間、流動食を食べさせていない。
 
口にしたのはミルクだけだし、基本的に胃は空だったにちがいない。
 
なんで、学校に行く前に私は流動食をあげなかったんだろう。
いつもなら必ず家を出る前にあげているのに。
 
いつもと違うことをこの日はしまくっていた。
 
まったく、なんでこういう行動に出たのか……
介護期間中、ルーチンをずっと守っていたのに。
 
学校から帰って、まずはミルクをあげてみる。
やはり口の端からぽたぽたとミルクがこぼれ落ちる。
 
もはや飲み込めないのかもしれない。
 
試しに、大好きなドライパインをあげてみた。
これはすぐに食い付いた!
1粒を完食。
 
なんだ、食べる気があるじゃないか。
 
でも、その時もミルクのみで流動食はあげなかった。
何故あげなかったのか……
 
「食べたくなさそうだな」と判断したのだったっけか。
今となっては、いつもと違う行動をした自分自身がよく分からない。
 
ただ、ものすごく息が荒いのが気になって
丸いベッドにパームさんを入れて1階のリビングに移動させた。
 
気になったのは、丸いベッドが好きではなくて
すぐにそこから出たがるパームさんが全く動かなかったこと。
抵抗する力がゼロになっている。
 
おとなしいのを良いことに、リビングでパームさんを寝かせていた。

 ライブカメラキャプチャ

そして、夜の強制給餌の時間。
 
さすがにそろそろごはんを食べさせなければと思って
流動食をいつものように15cc食べさせた。
 
全く咀嚼をしなかった。
 
ただ、喉元までシリンジを入れているので
吐き戻すことはなく、ノー咀嚼で淡々と飲み込んでいた。
 
「とりあえず、胃が動けば大丈夫かな」
 
と思い、2階のパーム部屋の寝床で寝かせた。
 
息がますます荒くなる。
 
「これはおかしい」と思い、夜中もずっとパーム部屋でパームさんをなで続ける。
 
夜中2時を周っても状況が変わらない。
少しでも良くなれば寝ようと思ったけれど、全く良くならない。
 
3時になり、口を大きく開けだして食べたものを吐こうとしている。
 
膝に乗せブランケットで包み、
口元にティッシュを置いてひたすら背中をさする。
 
パームさんは抱っこが大嫌いで、全然させてくれなかったから
こうやって膝に乗せてもおとなしいのは
なんだか嬉しいと、少し思ってしまった。
 
そして、3時33分。
 
大きく伸びをして息を引き取った。
 
 
今思い返しても、
なんでこの日に限って、私はいつもと違うことをしたのか分からない。
 
流動食をこまめに少量ずつあげていれば、大丈夫だったかもしれない。
いつものようにずっとパーム部屋に居て話しかけていれば大丈夫だったかもしれない。
 
なんでなんだろう…。
 
だから後悔の念が収まらなくて、
パームさんに申し訳なさすぎて、
本当は16歳まで生きられたんじゃないか……なんて思ってしまって、
なかなか立ち直れない。
 
ごめんね、本当に。
最期の最後で油断した、バカな飼い主だ。