アイリスペットどっとコムより抜粋
腸性中毒(腸性毒血症)
うさぎの腸内に通常存在している菌が、異常増殖して毒素を発生し、
下痢をおこして短期間で死に至る可能性が高い、恐ろしい病気です。離乳期から8週齢の子うさぎに多く発生し、
低線維質の食事や高でんぷん質の食事が発症要因として重要ですが、
細菌・寄生虫やウイルスの関与も指摘されています。また、大人のうさぎでも、高カロリーの食事を与えられている場合や、
うさぎに適していない抗生物質を投与したばあいに発生がみられます。抗生物質や輸液、栄養剤などによる治療を行いますが、
効果なく死亡するものが少なくありません。
https://www.iris-pet.com/syou/jyui/03.asp
腸管毒血症
ウサギは盲腸にものすごい数の腸内細菌を共生させ、
消化の手助けをしてもらっています。
通常は正常細菌叢というものができており、
善玉菌によって悪玉菌が増えないようにバランスがとれています。ストレスやペニシリンなどの抗生剤などの影響によって腸内細菌のバランスが崩れると、
悪玉菌が増え、その菌毒素によって動物が影響を受けます。症状は下痢、元気・食欲低下、死亡です。
医原性に起こることもあり、
ペニシリン、エリスロマイシン、リンコシンなどは原則禁忌とされています。
http://nihon.matsu.net/nf_folder/nf_mametisiki/nf_ekizo/2_usagi/usagi_dokuketu.html
楽うさぎより抜粋
腸性中毒(腸性毒血症)
症状
離乳期~8週までの子ウサギに多く発生し、
主な症状は食欲不振・元気がない・鼓腸・腹痛のためにうずくまったり、
歯ぎしりをする・水様性の下痢最終的には麻痺や痙攣を起こして数時間~3日以内に死亡します。
原因
ウサギの腸内に通常存在している菌が異常繁殖して毒素を発生する、
誘因は
繊維質不足、でんぷん質のエサの与えすぎ
細菌・真菌・寄生虫・ストレス・ウィルス
高カロリーなエサの与えすぎ
抗生物質などの影響などいろいろ考えられます。
治療
抗生物質の投与や輸液、栄養剤などの治療を行いますが完治するのは困難で
死亡する確率は高いでしょう。
http://usa117.blog87.fc2.com/blog-entry-40.html
うさぎの飼い方教室 お腹の病気:005
腸性毒血症(クロストリジウム症) より抜粋
●どんな病気?
クロストリジウム菌は、普通の正常なウサギのお腹の中にも存在している菌です。腸内細菌などのバランスが崩れると異常に増えるために起こる病気で、
このクロストリジウム菌は、毒素を作りだしていて、
それが血液などに含まれて全身に広がる病気です。これによって起こった病気を腸性毒血症(ちょうせいどくけっしょう)といいます。
子供のウサギばかりではなく、大人のウサギも発症することはあります。
急激なエサの変化や繊維質の少ないエサ、
糖質やでんぷん質の多いエサは、
クロストリジウム菌が毒素を作る時に、必要な栄養素なので、
過度にたくさん与えてはいけません。
●主な症状
食欲低下、じっとしていて、元気がない。
水を飲む量が増える。
水のような下痢(げり)をする。
また、脱水や痛みがあり、ガスが触診できるなどの症状があらわれます。
●どんな治療?
1:下痢などによる脱水症状を防ぐために、点滴をする。
2:胃腸の動きを良くするための、薬の投与。
3:細菌増殖を減らすために、抗生物質の投与する。
4:ガスが溜まって、痛みがあるときには、痛み止めの、鎮痛剤を投与します。
5:腸内細菌のバランスを良くする目的で、健康なウサギさんの盲腸便を与える方法も考えられます。●予防
大人のウサギも、急にエサを変えてはいけません。
時間をかけて、除久に変えていって下さい。
糖質、でんぷん質を多少与えるのは、良いですが、多すぎてはいけません。牧草は、消化管機能を働かせてくれるだけではなく、
腸内細菌などの維持するので、多めに与えて下さい。
http://ameblo.jp/usagi-110/entry-10868820003.html
ゆず動物病院 うさぎのゴハンより抜粋
チモシー
せんい質 29~36%
たんぱく質 6~12%
脂肪 1.9%
カルシウム 0.5%
りんご
せんい質 1.5%
たんぱく質 0.2%
脂肪 0.1%
カルシウム 3%
サラダ菜
せんい質 1.8%
たんぱく質 1.7%
脂肪 0.2%
カルシウム 56%
小松菜
せんい質 1.9%
たんぱく質 1.5%
脂肪 0.2%
カルシウム 170%
えん麦
食物繊維 9.4
カロリー 380
水分 10.0
たんぱく質 13.7
脂質 5.7
炭水化物 69.1
穀類
穀類はでんぷん質が多く含まれており、与えすぎは消化器官に負担がかかります。