mixiのニュースで「二卵性双生児の父親が異なる確率は100万分の1」という記述がありました。
なんでも、中国で二卵性双生児の父親が次男が自分に似ていないのを不思議に思って調べたところ
自分は次男の父親ではなかったということが発覚したらしいです。
マンガが好きな方、あるいは映画を見た方はここでとあるマンガが頭に浮かんだかもしれませんね。
まぁ、私もそうなんですけど(笑)
ただ、私はこのマンガを読んだことはなく、結末とかいきさつとかはマンガ好きの友達からざっくりと
聞いただけだったんで「んな話マジであるんかい!!」という感じで終了してました。
そしたら本当にあるんですね…。
そこでちょっと調べてみました。
異父重複受精(heteropaternal superfecundation)というそうです。
今回の中国のパターンは母親が不倫をしていた(おいおい…)ということだったのですが、
他に考えられるパターンは、体外受精において発生してしまうパターンです。
体外受精は、字の通り母親の体外で受精を行い、受精卵を母親の体内に戻します。
このとき戻される受精卵は1つではありません。複数(日本では3つまで)の受精卵が戻されます。
その中の1つでも着床すれば良いのです。
では、その受精を行った時に、もしも複数の人間の精子が紛れてしまったら…?
本来あってはいけないことですが、精子を採取するピペットに、その前に採取した精子が付着して
受精してしまったというケースもあるとのことなのです。
これも異父重複受精です。
外国では、父親認知訴訟というのがよく起こりますが(日本でもあると思いますけど)
その中では、ごくまれに異父重複受精による双子の父親認知訴訟もあるそうです。
(このあたりも1万分の1くらいの割合のようですが)
一般的に、人間の精子が胎内で生きていられるのは数日間ですが、卵子は24時間~72時間とされています。
…もし体外受精ではなく、自然妊娠(中国のパターン)だったら「どんだけぇ~!?」な話です。
だって自然妊娠でも複数の卵子が排卵されてて、かつ短時間(?)に複数の男性と関係を持つのですぞ。
そら思わずIKKOにもなるっちゅーねん。
ちなみに、欧米などで異父重複受精が疑われたりするのは、肌の色が違う双子が生まれた場合が
多いそうです。でもアジア系は肌の色は殆ど一緒ですし、二卵性双生児は似てないのがほとんどなので
わかりにくいですよね。そういう意味ではこの中国のお父さんはよくぞ気がついた、といったところでしょうか。
まぁ、よっぽど似てなかったっちゅーことですよね。
さらに付け加えると、肌の色が違う双子は生まれた場合、異父重複受精の疑いもありますが100%そうとは
限りません。両親の遺伝子の組み合わせによっては、肌の色が違う双子が生まれる場合があるからです。
そのへんは高校の生物の授業を思い出していただけると簡単にわかると思います。
本当に簡単に説明すると(難しいことはわかりません)
白い肌を持つ父親と、褐色の肌を持つ母親の間に生まれた、白い肌の男性。
褐色の肌をもつ父親と、白い肌を持つ母親の間に生まれた、白い肌の女性。
肌の色については、この二人の場合は遺伝子的には白い肌の方が優性遺伝子だったとすると
二人とも褐色の肌になる遺伝子を持っている可能性があります。(あくまでも可能性ですよ)
白褐×白褐という組み合わせならば、そこから考えられる子供の遺伝子の組み合わせは
白白、白褐、褐褐が考えられます。(簡単に考えるとね!難しい事は知らないよ!)
白が優性遺伝子だったとするならば、白白、白褐の組み合わせならば子供の肌の色は白です。
しかし、褐褐の組み合わせになったら、褐色になります。
血液型と一緒です。AO×AO=AA、AO、OO みたいな。
そういうケースもあるそうなので、一概に異父重複受精といえないわけですね。
遺伝子は奥が深い。
とまぁ勝手に納得しちゃったんですが、難しいことはよくわからないので、誰か教えてください。
そうそう、犬や猫って兄弟なのに毛の色が違ったりしますよね。
あれって異父重複受精もあると思うんですけどね…。(多産の動物にはよくあることだそうで)
ちなみに「あるマンガ」はこれ↓
ちなみに映画はこの設定ではないらしいですよ。
