ROVO "CONDOR"発売記念ツアー
DJ:QUIETSTORM
20061203 @ 新木場Studio Coast
休日になると、風邪ばかりひいている。
気が緩むからだな…と思って、昼過ぎまで安静に過ごす。
今日はROVOの前にDJがあるのだが、他に用もあるし体調のことを考えて、ROVOのみ見ることに勝手に決定。
夕方、よっこらしょと起き上がって身支度。その足で一路渋谷へ。
所用を済ませ、Wポイント最終日のタワーレコードで散財して、ポイントカードを埋める。
そのまま新木場へ。
ROVOの出演時間の19:30ちょっと前に新木場駅着。
Studio Coastへ向かう人は、さすがにまばら。
某勝井さんファン(今回仕事のため現地合流)は着いたのかしら。と思いながら一路、Studio Coastへ。
中に入ると、それなりに人が。(ぴあで「余裕あり」だったので心配でした。)
フロアから漏れる音からして、まだQUIETSTORMだなーと思い、ドリンクを交換。
今日はごはんもしっかり食べてきたから、急に酔うことはないだろうと思ってラムコークを注文。
しかし、ここ(Studio Coast/ageHa)のドリンクメニューってよく変わる気がするけど気のせいなんでしょうか。
わぁっという声が聞こえたので、急いで中へ。
もうROVOのメンバーは定位置についていて、すぐに曲が始まった。
初めてROVOを見たRSRをなんとなく思い出す。まあ、あの時は「CONDOR」だけでしたけど。
いやしかし、この楽器の重なり方はすごい。
しかも原田さん(ベース)がなんか民族楽器(できそこないのアルペンホルンみたいな長い木の筒で、吹くと
ブオ~って感じの低くて太い音がするやつ。)を鳴らしている。仕事が多いです。
芳垣さんと岡部さん(お二人ともドラム・パーカッション)もいろんな楽器を鳴らしたりしています。
「なんか、ROVOって演奏中すごく忙しそう…。」なんて、とぼけた感想が浮かんでしまったんですけども
この動きのひとつひとつが、聴く人、見る人を圧倒させる音へと繋がっているのを実感しました。
そして2曲目。勝井さんのバイオリンが静かに鳴る。このツアーのメインでもある「CONDOR」の始まり。
「CONDOR」は「AIRES」「n'POPO」「LAND」という3つのパートで構成されている、いわば組曲。
この3パートを連続で演奏することで、「CONDOR」というひとつの壮大な曲になる。通しでなんと55分!
(ま、「PYRAMID」も43分ありましたが、あれは「PYRAMID」という1曲で43分だったので…)
はたしてこの1時間弱の時間、私は見ていられるのだろうか…とちょっと不安になりつつ見ていました。
が、前に「PYRAMID」の感想かなんかでも書いたかもしれませんが、あっという間でした。
特に「LAND」のところは繰り返されるメロディーがだんだんと速くなっていくにつれ、周りがどんどんと
踊り始めていって、まさに人力トランス*だ!と驚きながら見ていました。
RSRの時、私は最初に間に合わなかった(スカパラ見てた)ので全部見ていなかったんですが、全部通しで
聴くとすごい!ブレイクから最後に持っていくところはちょっと震えました。圧巻でした。
そして約1時間の「CONDOR」が終了して、本編が終了。本編が2曲…。(正確には4曲?)
もちろんこれだけじゃすまされません。お客さんはそんなにぎゅうぎゅうに入ってるわけでもないのに、
アンコールの手拍子が大きかった。貪欲な手拍子。
その貪欲な音に応えて、再びメンバー登場。そして勝井さんが口を開く。
「えーと、このツアーでまた曲を作って…このツアーで育てている曲を最後にやりたいと思います。」
そうして始まったのは、レゲエっぽいゆっくりなビートの曲。
これまでにあんまり無い感じかな?と思ったのですが、これが結構心地よい。ROVOではあんまり感じなかった感じ。
「CONDOR」もちょっとそういう感じがあるんですが、ちょっと民族的な匂いがする曲。
これも2パートに別れているようで、もうひとつのパートはぐいぐいと持っていく感じで、まさにアガっていく曲。
ツアーで育てられたこの曲は、まだまだ広がっていくように思えます。
その場のテンションや雰囲気でフレーズや曲調が変化していくのかな。小さな宇宙みたいに。
詳しいことはわからないけれど、そういう(曲を作り上げていく)空間をステージ上で作り出してしまうのが
すごいなと思いました。そして、その空間をどんどんと広げて、その先へ先へと向かっている感じがものすごくわかる。
それに応じるかのように、お客さんは踊りまくってるし。開演前までおしゃれピーポー面ですましてたのに。
(お客さんについては全体的なイメージです。)
結構長かったと思いますが、それでもあっと言う間に新曲も終了。そしてまたメンバーはステージから消える。
それをひきとめんばかりのお客さんの拍手と、足踏みの音が響く。
そしてダブルアンコール。勝井さんがまた、口を開く。
「本当は10周年記念のライブ(来年2月11日@Liquidroom ebisu)でやろうと思ってた…その時もやるかもしれませんが
ROVOとして初めて演奏した曲を最後にやって、終わりたいと思います。」
そうして始まったのは「KNM!(KoNuMu)」。
うわー。この曲がそうだったのか…。
お客さんは大喜びで、さっきよりも激しく踊っている。ここまで持ってきてしまうROVOの力ってすごい。
山本さんとかあんまり動かずに淡々としてた感じでしたが、最後のほうはものすごくアガってたと思います。
最後はステージの上の空気がものすごく緊迫したような、それでいて強い力を持っている感じがしてかっこよかった!
本編2曲、アンコール2曲。計4曲(CONDORを3曲とするなら、6曲)という、曲数にするとものすごく少ない
ライブでしたが、時間なんとたっぷり2時間強。すごい。
野外のROVO(RSR)もすごかったけど、室内のROVOもすごかった。
帰りに某勝井さんファンと合流。すげーすげー言いながら帰宅。
演奏も、VJ(KLOMAのVJはこれまで見た中で一番キラキラしてました)も、あの雰囲気も、未体験だっただけに
ものすごく印象深いものになりました。またいきたいな。
長くなってすみません。ここまで読んでくださってありがとうございました。
*人力トランス : ROVOの音楽を形容するときによく用いられる言葉。
うまく説明できないけど、聴けばわかる人はわかる。
ちなみに、ROVOが主催するイベントの名前も「MAN DRIVE TRANCE」といいます。