「高断熱だから冬は暖かいですよ!!」
ってよく言われますが、これは間違い。家の中に「熱源」が無いと温かくありません。いくら高気密高断熱にしても熱源が無いと温かくはならない!!
これは冷蔵庫で考えるとよく分かります。
冷蔵庫は究極の「高気密高断熱」なんです。断熱の弱点である窓が無い。6面全てに断熱が施され、扉も磁石を使って気密性も抜群!!でも、電源が入ってないと冷えません(笑)
そう、熱源が無いと冷えないんです。
先に書いた高断熱だから温かいは間違い。
いくら断熱性能を高めてもひとりでに温度が上がるわけありません(笑)
でも、これってよく勘違いされてまして「冬、寒いんですけど・・・」って電話が来たりしますが、「暖房はどうされてますか??」って聞くと「えっ??暖房が要るんですか??」なんて事になったり・・・。
魔法瓶の中身も冷たい水がある程度までは冷たい。熱いお湯はある程度までは熱い。
ってな事で、冷たい水が勝手に熱くなったり、熱いお湯が勝手に冷たくなるわけではありません。
魔法瓶は断熱性能を高めて、入ってる物の温度を外気に左右されずに出来るだけ長い時間を維持する機能があるだけ。
つまり、家も同じ事。断熱材で外気に左右されずに室内の温度を維持しようとします。が、ここ鹿児島には困った問題が・・・・
それは強烈な日射!!夏場の容赦ない日射は、窓からお構いなく室内に入り込み室内を冷房を効かしても、入ってくる熱量が大きくて全然涼しくない!!なんて事が起こりました。
断熱がしっかりしていると、一度温まるとなかなか冷めません(爆)
これで、最初の高気密高断熱ブームは幕を引きました。今から10年ほど前の事でした。
今ではガラスの性能が上がってましてそんな心配はしなくてよくなってます。
断熱は断熱材の性能も大切ですが、実は施工の仕方が重要で、断熱材の入れ方で設計通りの性能が出てるかどうか??
本当はここが問題。これは次回に書きましょう。
つづく。
