トルネード便器










家には必ず「トイレ」があります。
(外国、フランスのベルサイユ宮殿はトイレは無くて、おまるだったそうです。おまるの数も足りなくて、建物の隅で皆さん用をたされていたようです。)
昔、「便所」と言ってました。
呼び名はいろいろありまして、それだけで一ブログできます(笑)

さて、今日はそのトイレに必ず付いている「便器」のお話。
昔は「和式」と言ってしゃがんで用をたしてましたが、これが不便。
よって「洋式」の腰掛便器が主流になってきました。
ただ、これのおかげで小便器がトイレの中から無くなり、住宅界から絶滅。
これで、男の威厳がなくなったとか・・・・

さて、皆さんが使っている洋便器も色んな種類があります。
まずは「サイズ」。
これが「エロンゲートサイズ」と「レギュラーサイズ」。
エロンゲートは大型。
レギュラーは普通。
今ではエロンゲートが良く使われてます。

これは「ウォシュレット」などのサイズも決定されますので、後で取り付ける場合は便器のサイズを知っていないとうまくセットできません。

流す方法でも違います。
今の主流は「トルネード洗浄」と言われるもの。
これは水を渦巻きで流す方法です。
これは「ふちなし便器」とも言われ掃除が楽!!

もう一方は「従来型」と言われるタイプ。
これはふちありで掃除がしにくく、また流し方の違いで、汚れの付着の仕方が変わりますので要注意!!
この汚れの付着の度合いは、溜まっている水の面積で違います。
広いほうが、汚れが付きにくく、狭いと汚れが付きやすくなります。

流す水の量でも違います。
従来品は13リットル、今の節水便器は5.5リットルです。
これは平均的家族で1年間で13000円違ってきます。
水量で言うと5万リットルの差。

このように便器の選定も設計者の選択になりますが、お客様はあまり知識がありません。
「予算がありませんので安くお願いします。」なんて言うと、安いレギュラーサイズの従来型13リットル便器が取り付けられるでしょう。
そこに2~3万の違いが10年後は13万のランニングコスト差になります。

いい設計者で「今の導入コストは3万の差ですが10年後13万の差になりますが、それでも安いほうがいいですか??」と言ってくれる人だと言いのですが「分かりました。できるだけ安く出すね!!頑張ります!!」って、安い従来型の便器を採用する設計者は、一見よさそうですが、長い目で見るとその場しのぎ。

どっちを取るかはお客様次第です。

便器だけでこれだけの選択肢。建築は「広い」!!