赤いキッチン











家造りって、昔とすれば随分と変わってきました。

はるか昔は「田の字型の家」これは非常に合理的な考え方で、特に「本間」と言うモジュールで建てられた家は、中の畳や障子などが、まったくどこにでも使える企画寸法になっていました。
そして、構造も解体する事を前提に作られていたとか。
つまり、家を簡単に解体して、別な場所に移動出来るように考えてあったそうです。

やがて「自由設計」なるものが出てきて、世の中の流れも変わっていきます。
ただ、まだ世間では「男の威厳」みたいなものがあって、家は男の物。
「一国一城の主」と言われていました。
よって、打ち合わせは「ご主人」と。
当然、家事をしないので家事動線なんて考えません(笑)
権力の象徴の「屋根の形」と「高さ」で仕様が決まり値段が決まります。

中のほうの打ち合わせはもっぱら「床柱」。
そこに莫大な予算を投じていました。
もう一つは「庭」植える木や石などで金額が変わります。
自分で見て楽しむのと、人に見せる為でもあります。

時代は変わります。
これは女性が社会進出をするのと平行しての動きだと思います。
いよいよ女性が家作りの主役となって行きます。
水周りの設計を熱心に行って、家としての機能を高めていく事になります。
また、水周りメーカーも商品開発に女性を使っていくようになっていきます。
そうなってくると、今までのような打ち合わせでは行かなくなってしまいます。

こちらもスタイルを完全に変える必要がありました。
今までは男性でしたので性能の話とかこうしたほうがより良く見えるとかでしたが女性は「感覚」。
「ほら、かわいいでしょう」の世界です。

家事をやらないと打ち合わせに付いて行けません(笑)

最近では「ネット」の情報が氾濫して、「ネットでこう書いてありました!!」みたいな資料を持ってこられる方も増えてます。

時代はすごいスピードで流れてますので、これに付いていけるかどうか??

ただ、皆さんが時代の最先端を突っ走っているわけではありませんので、その辺は気楽な部分をありますが、アンテナを張り巡らして情報を引っ掛けておかないといけないんですが、この業界も最近、メーカーの営業さんが会社に来てくれません。

リアルで情報を拾う事がどんどん難しくなって来てるようですね。