あなたの家の柱は何センチですか??
普通の家は「10.5cm」となる。
が、メジャーを当てると「10.2cm」だったり「10.0cm」だったりする。
「え~っ!!」となるが、ほんとに「え~っ!!」である。
工務店の担当に電話しても説明がよくわからない。
「問題はありません。」と言うだけだ。
これは、JAS(日本農林規格)のあいまいさが起こす事件なのだ。
現在のこの状況においても、地場産材は未乾燥材がほとんどである。
INOSのPFウッドみたいに含水率15%以内という材料は見当たらないと思います。
さて、そんな状況での規格となるとどうなるか!!
山から切り出して、製材所に送られた木材は含水率が高いまま製材されます。
つまり、規格の「10.5cm」(3.5寸)にカット!!
製品として倉庫に入り乾燥が始まります。
すると、「木」自体が縮みます。
「10.2cm」位になります。
さて、今度は建物を建てる材料として加工されます。
その時、バラバラな材を最少寸法の材に合わせて削ります。
ここで10.0cmだったら全て10.0cm、もっとひどいと9.8cmとかになります。
これは普通の事!!でした昔は!!
今は違います。
柱の受圧面積での土台のめり込み計算をしていますので、柱の寸法が違うとこの計算が成り立ちません。
その様なことを考えていない工務店は、あまり気にしていないでしょう。
普通は気にしなくても大丈夫です。
問題は地震の時です。
この時に大きな差になります。
大げさに言うと、死か生か位の差になりますよ!!
と言っても信用してもらえませんが・・・。
もっと恐い事を言いましょう。
建物が完成した後に、壁の中に入っている柱はさらに乾燥が進みます。
するとどうなるでしょうか??
仕上材が切れたり、すき間ができたりするのです。
そして、夜中に「バチッン!!」と音がします。
乾燥が進むとさらに柱は小さくなっています。
そうなると「高気密高断熱」の家などは「低気密」になります。
だって、すき間だらけです。
さて、ここまで書くと木材規格のあまさが各性能に多大な影響を与えます。
口で「大丈夫ですよ!!どこもこんな感じです!!」と言っている人達!!
そうでない事もあります。
私が見ていると、「うそでしょ~!!」と思う現場はたくさんあります。
本当です。