医療チーム | 中里仁美 OFFICIAL BLOG 医療・看護専門のカウンセラー

医療チーム

音譜皆さん


こんにちは。

カウンセラーナースですニコニコ


今週は私は健康診断Weekにて起床がいつもより2H早くなっています。

しかし、早起きは三文の徳とばかりに気持ち軽やかに過ごしております。


さて、本日は私が看護師として初めて勤めた病棟のお話をしようかと思います。


私が最初に勤務したのは都立の老人専門病院であります

(今は名前も変わってしまいましたが・・)。

そこの


「リハビリ病棟」


に社会人として、看護師としてデビューを果たしました。


もう20年以上前の話ですがこの病院には、当時日本でも数少ないリハビリ病棟がありました。

また、対象は60歳以上のみです。


で・・・ですからにひひ

産科だけがない総合病院です!


私はこの病棟に学生最後の実習でお世話になり

トータル的な看護を学べると思い、希望で配置頂きました。


この時代、まだ申し送りもありましたし(後に業務改善で廃止を担当しましたが)

プライマリーケアと言う言葉も出回りはじめくらいの

受け持ち制と言われていたころです。


しかし、ここでの看護は諸先輩方も素晴らしいプロフェッショナルであり

本当に恵まれた環境であったと今でもつくづく感じています。


担当の患者様が決まるとケース会議と言うものが定期的に行われ

患者様が自宅や社会復帰といった本人のゴールに向けて

様々なコメディカルが集まり、方針を決めていくのです。


ドクターからは疾患的に機能の回復がこのくらいはゴールとして

設定できるでしょう。

とか

作業療法士は主婦の方なので、聞き手交換をして簡単な炊事が出来ることを

ゴールにしています。

とか

理学療法士の方も機能的なものはこうですが

非常にリハビリ室で表情が良いので外来になってからも

継続したほうがよい。

とか。


看護師は食事や排泄についての自立度や家族の面会など。

また、転倒事故無くADLが上がっていけるか(スプーンから箸へ移行できるか)など

生活上の細かい情報を共有してました。


様々な分野でのプロが一人の患者様の情報交換をし

情報共有をしながら計画を立てていく。


これはわたしにとって看護と言う側面だけでなく

キャリア構築にも未だに大きく影響しています。


何故ならリスクマネジメントもしながらスタッフがそれぞれの得意分野で

カンファレンスをするって・・・


どんなお仕事にも通用しますよね。


そして、一人では誰も助けられないことを実感し

自分も一人で生きているわけじゃないと思い知らされる場所でした。


チーム。。。


てぃーむ○○○ビックリマークTシャツ作ろうぜ~。

(最近は てぃーむ生肉 恋の矢を結成予定でしたが昨今の事情で断念です汗


私、すぐ使いますにひひ



最近、介護職の方がよくご訪問いただいています。

有難う御座います音譜

ライセンスの種類よりも私はチーム力が

医療の質を高めると考えております。


患者様・利用者様・クライアント様。


大切な方たちのために、ベクトルを同じく。

そして、自身の笑顔のためにも今日も一日

充実した時をお過ごし下さい。