ブックナビゲーター矢島雅弘が
2月17日「8・15朗読・収録プロジェクト」の
記者会見に潜入取材してきました。
まもなく記者会見はじまるよ
今回の記者会見には林家三平さん、海老名香葉子さん
森田拳次さん、ちばてつやさんが参加されています。
大御所の登場に緊張します。
この記者会見は出版社「今人舎」が発表したプロジェクト。
2004年に発行されてすでに絶版となった本
「私の八月十五日~昭和二十年の絵手紙」を復刊するために
海老名さんや森田さん、ちばさんがご尽力されたそうです。
復刊するにあたり、
「戦争を体験された
ご本人に朗読していただきその音声を、
復刊本とともに寄贈する」活動をはじめたのだそうです。
有名な漫画家、著名人皆が体験した終戦記念日の
記憶をこうやって残して、若い世代に引き継ぐことは
本当に有意義な試みだと思います。
林家三平さんもお母さまの海老名香葉子さんからこの活動を引き継ぎ、
若い世代の代表として「8・15朗読・収録プロジェクト」実行委員会の
委員長となりました。
「私の八月十五日~昭和二十年の絵手紙」は
終戦の日をテーマに漫画家たちによって描かれた
124点の絵と文章がおさめられています。
こちらは「ちばてつや」さんの絵と文章です。
「音筆」というIT機器でなぞると
ご本人の声での朗読が聴くことができます。
なんと高倉健さんのお声も音筆で聴くことができます。
高倉健さんの文章は
今年の8月に発刊予定の第2刊に収録される予定です。
「私の八月十五日①~昭和二十年の絵手紙」 2015年3月発行予定
「私の八月十五日②~戦後七十年の肉声」2015年8月発行予定です。
「音筆」は非売品ですが、
公募をして、平和学習の教材として全国の図書館などの施設に
寄付されるそうです。
是非音声は図書館などで音筆で聴いてくださいね。