主人は良い人と思われたいと強く思っていたと思うタイプ。
自分でも、綺麗事ばかり言いたがると言ってた事は、数知れず。
今日は気晴らしと外出の練習に水族館に来ています。
子供の頃から何度も来たことのある水族館です。そして、フッと思い出したことがあります。
10年ほど前、歩くことが困難になりかけた祖母と娘達と水族館に来たことがありました。歩けない訳ではない、でも長時間歩くのも苦手だし、ゆっくりしか歩けない状態の祖母。
事前に問い合わせして館内では車椅子♿️借りる予定でした。
でも、障害者用の駐車場に車を停めず、かなり遠い一般の駐車場に停めました。
だって、全く歩けない訳ではないし、障害者用の駐車場に停めたかったけどそこまで重症ではなかったかなぁ。と考えての判断でした。
その事を主人に話をしたら、ものすごく不愉快な反応をされた記憶があります。
『何故、停めないんだ!歩かせるなんて可哀想だ。』
なんて反応だったと思います。
歩かせるなんて、可哀想だ。って言うのは、祖母思いの良い人の反応。
時はたち、数年前。
本当に弱ってきた祖母。近くのスーパーに買い物に行くのを楽しみにしていました。
祖母は足腰も弱っていたので、常に障害者用駐車場に車を停め、車椅子♿️で買い物を楽しんでいました。
その事について、また主人と話をすると思ってもみない返事が返ってきました。
『何故、障害者用駐車場に停めるの?お前はそんな非常識な人なの?ヨボヨボでも歩けるんだし歩けるんだから停める権利なんてない!』
なんて感じの主張。
はい、真逆の主張です。
数年前の主人は、決まりを守ることを伝えたかったのだと思う。
自分は社会の決まりを守る良い人と思われたかったのだと思う。
主人の発言に対して、正論で返すことなく、ただ私は
『そうね〜』
と聞き流したり、
〈あっ、この人は誰かに良い人って思ってもらいたくて必死なんだなぁ〉
と心の中で思っていればよかったのだと思います。
そして、
そうね、貴方は本当に優しい人なのね〜〜と持ち上げてあげたりしていれば良かったのだと思います。
私も低いですが、主人も自己肯定感が低くい人なので、こんな手段で良い人を私にアピールする事で、必死に自己肯定感をあげようよとしていたのだと思います。
主人も苦しかったんだなぁ。と慮ることができた思い出でした。
この反省を活かして行くぞ💪