５名前後の女性が集まり、認知行動療法を受けています。普段はあまり友達とも会うこともないし、ほとんど誰とも話さない状況なので、人と接する貴重機会です
全員が同じ心療内科で双極性障害と診断されています。同じ病気と闘う同志です。みんな寛解に向けて、生きやすい生活が出来るようになるように頑張っています
臨床心理士の先生のアドバイスの元で、課題が出されて皆それぞれ考えて、発表し合います。
普段友達ともあまり深い部分まで話さない 事は多いと思いますが、
人生とは？
結婚とは？
友達とは？
この病気になった意味とは？
仕事とは？
親とは？
なーんて感じで深く難しい事について考えます。
鬱になる方は、優しい人が多いなんて言いますが、皆さん優しいと感じます。優しいからそれが何か生き辛さを生み出しているように感じます
集団でディスカッションする事は、他の人の問題点（あー、この人は〇〇な考え方するから生き辛いんだなぁ。と感じる所）が見える事で、自分の事も客観的に見ることが出来ます
子育て真っ最中の同年代の方が２人いるのですが、子育てとご主人との関係で苦しんでいるように思います
鬱状態になると、
掃除が出来ない
ご飯が作れない
子供のお世話が出来ない
ご主人のお世話が出来ない
ただただ寝て、気持ちが上がってくるのを待つようです
そんな妻としての、母として与えられている仕事が出来なくて苦しんでいるのに、他人の心配をしている事に問題があるように感じます。（上手く表現出来ていませんが）
自分が与えられた仕事に集中する。
まずそれが出来てから、相手の領域の事を心配したりするようにすべきなのだと心理士さんからのアドバイスに強く納得しました。
一言で言う事は難しいのは承知の上ですが、双極性障害の方は
お節介
なタイプが多いそうです
自分が鬱状態で何も出来ないのに、自分以外の人に、
あれしろ！これしろ！なーんて相手の領域に踏み込む事は違いますね
人のふり見て我がふり直せ
としみじみと感じます。生き辛そうなお二人の悩みを聞いて、
あっっっっっ、
その傾向って、私にもあるわ
と、気付きました
自分与えられている事に集中する。
誰に対しても相手の領域に入り過ぎない。
お二人からは、誰かの役にたちたいと言う思いがあるのも強く感じる。人間誰もが、誰かの役にたちたい気持ちがあるのは分かりますが、先ずは自分がしっかりと立つ事が出来てからの話。
ボランティアをする人に対して、偽善者と言うとは難しい話ですが、先ずは自分が幸せを感じられたりしてから、人の為に自分が動く事が大切ですね
誰かの為に、
私が〇〇してあげなきゃ！！
なんて、
おこがましい
ですね