神を見出し奇跡を生み出す方法とは… | この世の真相

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悟りや覚醒のヒントとなる情報を広めています。この惑星が少しでも宇宙意識に近づきますように…

『ヒマラヤ聖者の生活探求』からの抜粋

エミール1巻(P58~68)
 
心を再び新しくすることにより、又は不完全な考え方から完全な考え方への切り換え、人間的な考え方から神の考え方に切り換えることにより(実相の自分自身を知ることが)できる。
 
神を見出すこと、神に接すること、神と一つになること、神を現わすことが非常に重大。神の心がそのまま完全に意識にくまなく輝きわたる為には、沈黙、即ち我(が)の心を静めることが等しく重大。
 
我の心が静まった時、始めて『義の太陽が癒しをその翼にもたらして昇る』ことを知る。あたかも日光が暗黙の部屋に満ちあふれるように「神の心」が意識の中に満ちあふれる。
 

エミール1巻(P71~77)
 
父なる神が私たちに与えたもっと高度で完全な法則を使う。必要なのは心を静め、麦を心の中で観ずること。その理想的状況を描くこと。すると手入れされて使用するばかりの麦が手に入る。
 
必要なものは一切の供給の源泉である普遍的原質の中にすでに在り、それを創り出すか引き出せばよい。
 
催眠術は一つ。「人間には神の完全なるみ業を為し、欲する事物を創造することはできない」と信じ込む自己催眠だけ。
 
私たちは神の完全なみ業をなすべきであり、意識をキリスト意識にまで高めるべきであることを悟るだけでそれが出来る。
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どうも、揺りかごから墓場まで打ちつづく、この世の洗脳と強烈な固定観念
というものが、私たちを神と覚醒から遠ざけるバリアーとなっていたようです…
普遍的原質とはこのアカーシャ(空中)の中に充満する万能の精神素材(エネルギー)です。
まずは世の支配層による常識や洗脳、固定観念から自由になるということでしょう…


『ヒマラヤ聖者の生活探求』 (全5巻)
B・T・スポールディング 著 仲里誠吉 訳
 
この驚くべき奇跡の書は採掘の調査のために著者がインドとチベットを旅行した際、ヨガの達人に出会い、教えを受けた体験が書かれています。テレポーテーション、空中浮揚、天候を自由自在に操ったり、死者が復活したり、病人があっという間に癒されたり、老人が若返ったり、ひとかけらのパンが無限に増えたりなど、さまざまな奇跡現象が語られています。
 
正直なところ、にわかに信じがたい気持ちもなくはありません。ただ、こうした奇跡現象は、古今東西どこでも伝えられているもので、奇跡現象が実在すること自体は、間違いないと思います。

いずれにしろ、本書の価値は、そうした奇跡現象の体験にあるのではなく、ヨガの達人やイエスなどから学んだ、霊的成長や覚醒のための教えにあります。そうした教えのエッセンスをひとことでいえば、「我は神なりとの自覚を持って生きよ」となるでしょうか―ある哲学者による書評