5月30日、某警察署から連絡があり仔猫を引き取りました。
ミルクボラさんに託し、里親募集まで丸投げで引き受けていただきました。
名前は鶴子と名付けられました。
ミルクも飲んですくすくと育ち、離乳したら里親募集して今頃は里親さんの下で幸せに過ごしているはずでした。
離乳食を始めたころ食べては吐き、食べては吐きを繰り返し獣医さんに見ていただいたところ食道狭窄の可能性があるとのことでした。
食道狭窄の手術は大きい病院でしか出来ないので、吐くことが治らないなら体重が2キロになったらVRセンター(高度二次診療病院)に行って検査をし、食道狭窄なら食道にバルーンを入れて広げる手術をしないといけない、費用は30万くらいかかる…とのことでした。
それからも食べては吐き続け、ムースをさらにスプーンですりつぶしミルクをかけてペ-スト状にして食べさせる、それでも少しでも粒があれば吐くという状態でした。
今はその食事の後にパックの牛乳を哺乳瓶で飲んでいます。哺乳瓶を見たら喜んで飛んでくるそうです。

生後5ヶ月になる鶴子、まだ哺乳瓶でミルクを飲んでいます。(現在の様子)
体重が2キロになり、まずはかかりつけの病院で本当に食道狭窄かどうかを調べるため造影剤の検査をしました。
結果、食道狭窄でした。狭窄の入口に拡張している部分があるので狭窄に血管が絡まっている可能性があるとのことでした。
10月30日VRセンターでCTと内視鏡検査を検査をしました。
【右大動脈弓遺残 】
胎児の時期には出生後に無くなってしまう大動脈を幾つかもっていてその一つに右大動脈弓と呼ばれる血管があります。
生後も消えずに残ってしまい、その右大動脈弓が気管や食道を、ちょうど首を絞めてしまう様な形になってしなうため障害が発生してしまう病気です。
鶴子は食道に不要な血管が巻き付いていて、それを取り除くために開胸手術になる。
その血管が食道を締め付けていただけなら手術はそこで終わりになり、費用も幾らか抑えられる。
血管を取り除いても食道が狭窄であれば口からバルーンを入れて食道を広げる手術をしなければ成長と共に食道が締め付けられ短命となる。
手術をしても狭窄の入口の拡張した部分が治らなければ吐くことが多くなりいつか誤嚥性肺炎で亡くなることもあるとのことでした。
入院は1週間、手術費用は70万円。
この日のVRセンターでの検査代は11万円です。
追記
たくさんの支援ありがとうございました。
最初病院側から提示された金額には達してませんがかなりの支援、いただき本当に感謝いたします。
最終的な金額がでていない状況ですがバルーンを使わずにすんだことで多少は費用、おさえられるかもしれません。
足らないとしても後は保護主のほうでなんとかさせていただきます。
いただいた支援に関しては後日報告させていただきます。
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