こんにちは、写真家の加藤慎一です。
作家の S・フィッツジェラルドは自分の作品は「信仰の告白」(Confession of faith)、自分の信じているもの告白なんだと言いました。
画家のモディりアーニは「自分が求めているモノは人が本能的に持っている無意識の神秘なんだ」
「たとえ僕が瞳をつけてあげなくても私の描く人物は「いつも見ている」のです。沈黙したままで人生を肯定しているのです」と言いました。
自分も作品とは自分の内面から滲み出る喜怒哀楽の結晶であり、自分の中にある見栄や虚像、世間の一般常識、風習といった、今まで生きてきた中で身についてしまった諸々のモノをストイックななでにそぎ落としたときに見えてくる純度の高い結晶だと思っています。
もし僕が写真と出会わなかったら?
そんなことが愚問なことはわかっている。
出会っても、出会わなくても今はある(笑)
たまたま写真に出会っただけである(笑)
しかし確実に言えることは、写真がどこまで行っても割り切れない「人生の数字」を僕に教えてくれたと言うこと。
J・レノンは「僕の木には誰もいないみたいだ」とかつて歌ったけど僕の木にも誰もいないみたいだ。
だから鳥が飛んできてくれるように今日も写真を撮らなくてはいけない。








