チャン・イーモウ監督 「妻への家路」 2015年3月日本公開
1977年、文化大革命が終結、20年ぶりに解放された夫は、
妻との待望の再開をするが、待ちすぎた妻は心労のあまり、
夫の記憶だけを失っていたー。
夫は、別人として向かいの家に住み、娘の助けを借りながら、
妻に思い出してもらおうと奮闘する。
収容所で書き留めた何百通もの手紙を、
来る日も来る日も読み聞かせ、
帰るはずのない夫を駅に迎えに通う彼女に寄り添う。
誰よりも愛し合い、互いを求めているのに、
決して心を通い合わせることできない二人。
果たして、彼女の記憶が戻る日が来るのか-?
(DVD解説より)
文化大革命で引き裂かれた二人が、20年の時を経て再会。
しかし、妻は夫の記憶だけを失い、夫が帰ってきてたのに、
家に勝手に他人が入ってきたと、夫を追い出してしまいました。
夫と引き離される原因を作ったのは娘。
娘は父親のことを思い出させようとしますが、
もともと娘が原因で、夫と引き離されたため、
「あなたのしたことは絶対に許さないわよ」と娘まで拒否。
夫は、二人のため、一通の手紙を書きました。
妻と娘は仲直りできるのでしょうか?
妻が夫の記憶を取り戻すことができるのでしょうか?
そして、結末は・・・
「妻への家路」は、中国の巨匠、チャン・イーモウ監督作品。
お気に入りの映画は、「幸せ3部作」と言われている、
「あの子を探して」、「初恋のきた道」、「至福のとき」。
夫の記憶を失った妻役は、コン・リー。
二人のタッグでによって、「赤いコーリャン」、「秋菊の物語」、
「活きる」など、心に残る名作が生み出されました。
妻は記憶を取り戻すのか?
二人のその後は?
映画のラストシーンが、
その後の物語を静かに語りかけてきます。
Youtube映像
それでは、また。
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