本日は、絵画修復士、
岩井希久子さんを紹介します。
岩井さんは、画家を目指して、
東京芸術大学を受験しましたが、2度挫折。
画家になるのを断念し、
22歳の時に、画家、岩井壽照氏と結婚。
夫のイギリス留学に伴い、
イギリスに渡った岩井さんは、
絵画修復士を目指すことになります。
大英博物館などで絵画修復を学び、
帰国後は、
フリーランスの絵画修復士として、活動を始めました。
ファン・ゴッホ作 「ひまわり」 1888年
東郷青児記念日本興亜損保ジャパン美術館蔵
クロード・モネ 「睡蓮」
地中海美術館(安藤忠雄設計 瀬戸内海 直島)
上の2点の絵、
ゴッホの「ひまわり」、
モネの「睡蓮」は、
岩井さんが修復を手がけたものです。
「ひまわり」は、
本社勤務の時に、
いつものように、品川(自宅)から、
片道3時間くらいだったでしょうか、
新宿( 東郷青児記念日本興亜損保ジャパン美術館)まで
歩いて行き、見てきました。
どのように歩いて、絵を見たかは、いずれ、
「とにかく歩いてやろう」で、ご紹介しようと思っています。
岩井さんは、2002年、
山下清生誕80周年・修復プロジェクトで
山下清さんの作品、8点の修復も手掛けています。
□山下清作「お蝶婦人屋敷」
修復前
修復後
□山下清作「長岡の花火」
修復後
岩井さんの絵画修復の様子
Youtube画像
岩井さんは、
海外の美術館からも、卓越した技術を評価され、
絵画修復のトップランナーとして、活動を続けています。
岩井さんは、現在、
次世代の修復家を養成する場として、
「修復センター」の設立に向けて、奮闘中です。
妻のブログ、
「【良縁ナビゲーター】 フラクタル心理カウンセラー山田美子のブログ」
心理カウンセラーをしていますので、ご訪問ください。