阪神・淡路大震災から28年目の夜明け前は上空に月が浮かんでいました。東京でも揺れましたし新幹線が止まりましたから、あの日起きたことは今でもよく憶えています。この年は3月にオウムによるサリン事件も起きて先行きを暗く感じた年でした。

今朝はそれほど冷え込みませんでしたが、ここ数日陽射しがなかったので家の中は室温が18度まで下がりました。室温が18度になったらエアコンを暖房運転する設定にしているので、今朝初めて自動的にエアコンの電源がONとなりこの冬の初暖房となりました。
この自動運転は、先月「消費電力の可視化」でご紹介したNatureのRemo E liteにRemo mini2を追加して実現しています。1辺が6センチ弱の四角い小さな機器です。
このRemo mini2には家電の赤外線リモコン機能に加えて温度センサーも付いていて家電のリモコン操作をスマホを使って外出先からもできますし、Amazon Alexaなどスマートスピーカを使って声でリモコン操作することもできます。

Nature Remoアプリにはオートメーションという設定で時刻や温度、電力消費量などをトリガーにリモコン操作を自動的に行う機能があり、今回はこれを使ってエアコンの自動運転を実現しました。
室温が18度以下になったら20度に暖房設定したエアコンをONすると設定しています。さらに夜中にONされても困るのでカスタム設定でONとする時刻は朝5:30から夜8時の間だけと限定しています。
また、エアコンの設置温度は20度ですが、家の中に陽射しが入って室温が21度になるとエアコンをOFFにするように設定しています。でも一日中陽が入らず室温が21度まで上がらなかった時のために夜10時になったらOFFにする設定も追加しました。

今日の電力消費状況は下のグラフの通りで、エアコンが起動すると消費電力がグンと上がります。8時前後は洗濯機も使っているのでその分が上乗せされています。室温が設定温度の20度まで上がって定常状態になるとエアコンの電力消費は少し減ります。午後から陽が射してきたので1時過ぎにエアコンはOFFになりさらに消費電力が減っています。ちなみに12時過ぎにピークがあるのは電子レンジを使ったためです。
