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おひさしぶりでございます〜。前回の投稿から一ヶ月も経ってしまいました
といいますのも毎年自分の仕事は1月から6月までが特に忙しい時期(長い💦)でして、大体7月は軽くバーンアウト(燃え尽き症候群)になりますので(笑)心身を休めているところです
「エネルギッシュに取り組まなくなった瞬間に、あなたは有能なリーダーではなくなる」
「自分の体と心と精神を、維持しよう。運動し、気晴らしをし、おもしろい人たちと会話しよう」
そんなことが今回が読んだ「ビジョナリー・カンパニーZERO」にも書いてあったので、休むのは本当に大事ですね
さて、そんな休み明けの読書。こちらの本は、あのネットフリックスの共同創業者のリード・ヘイスティングスが6回も読み、「最初の86ページを丸暗記せよ(本書の3章と4章に相当)」と言った「ビヨンド・アントレプレナーシップ」のアップデート版であり、経営者として必読の書です。
みなさんもビジョン、パーパス、ミッションといった言葉を耳にしたことがあると思いますが、これらの出発点は「ビヨンド・アントレプレナーシップ」(初版は1992年)なのではないかと思います。
このビジョナリー・カンパニーシリーズは超有名なのですが、なかなか読めてなく、やっと読みました
ちなみに、私はほとんど本をKindleで読んでまして、気になったところはKindleのメモ機能でラインマーカーを引くのですが、
今回は名著すぎるが故に自分の気になったところが多すぎて、ラインマーカーを引いた部分だけ読み返してもちょっとした本になってしまうくらいです笑
出会えてよかった!今後も大切にしたい一冊です。
そういう訳で本書の内容は一言では語りきれませんが、本書は「人」について書かれているのだと、感じました。
すなわち、ビジョン(コアバリュー、パーパス、ミッションの3つから成る)も、リーダーシップも、全ては「人」に働きかけ、通常では考えられない程の努力を引き出すことで、永続する偉大な企業を作り出すのだと。
企業の経営資源には人、モノ、カネ、情報、ネットワーク、など様々なものがありますが、一番重要なものは人、だと言われることがあります。
会社から資金や資産の全てがなくなっても、人がいればゼロから始めることができるからです。
僕にとって本書で一番響いたのは、人に関する次の記述でした。少し長いですが一番良かったので省略せずに書きます。
「あなたが誰かを信頼し、相手がその信頼に応えてくれた場合、アップサイド(上振れ)はとても大きくなる。信頼できる人は、信頼されることによって認められたと感じ、モチベーションを抱く。では読みが外れた場合のダウンサイド(下振れ)は何か。許容できないほどの損失を被らないかぎり、裏切られた痛みと失望を感じるだろう。」
「では逆のケースを考えてみよう。あなたが誰かを信頼しなかった場合のアップサイドは何か。実際に裏切られた場合、痛みと失望は抑えられるだろう。ではダウンサイドは何か。これが決定的要因だとビル(※)は説明した」
「相手をはなから信頼できないと思えば、優秀な人材ほど意欲を失い、去っていく。ビルが「信頼する方に賭ける」のはこのためだ。相手を信頼するほうがアップサイドは大きく、ダウンサイドは小さい、というのがビルの信念だった」
信頼する勇気を持つ組織を作りたいです。
ではまた!
※「ビル」はスタンフォード経営大学院で著者に後任を任せた、著者のキャリアの基礎となっている重要人物。
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