「感覚が鈍い」人は、本当は感覚が敏感すぎて鈍くなっていることがある――。
療育の先生からそう教わったとき、ハッとしました。

もしかしたら「強がり」も、それと同じなのかもしれません。

放課後等デイサービスで子どもたちと関わっていると、
ときどき「強がる子」に出会います。

注意すると「別にいいし!」 「俺は悪くない!」。

時には巧妙な嘘をつく子も居ます(笑)。

そんな時、私は思います。
きっと怖いんだな…と

弱い自分を見せたら、笑われるかもしれない。
認めてもらえないかもしれない。
そんな不安が、強がりという『鎧』を作っているのだと思います。

私も弱い人間です。
他の人のように、何もしていないのに道を歩くことができません(笑)。
だからこそ空手やキックボクシングを続けています。

武道・格闘技は、弱い自分を守るため『鎧』なんです。

だから、強がる子を見ると、自分を見ているような気がします(笑)。

発達障害のある子の中には、
とても真面目で、完璧主義な子が少なくありません。

出来ない自分に向き合えない子も居ます。

失敗を極端に恐れて、「うまくできないかもしれない」と思うと、
最初から挑戦しないこともあります。

それは『怠け』ではなく、『怖さ』なんです。

ごーうぃすの活動の中では「失敗しても平気だった」という経験を大切にしています。

うまくできなくても大丈夫。
怒られない。
笑われない。
挑戦したことそのものが価値になる。

そうやって、『失敗しても平気』な経験を積み重ねる事で、
少しずつ子どもたちの表情が変わっていきます。

経営者になって16年目になりました。
本当にいろいろな人と出会ってきました。

「自分は正しい」「自分は強い」
そう言いながら、マウントを取ることに必死な人もいました。

でも今思うと、それも弱さ・不安の裏返しだったのかもしれません。

子どもも大人も、「自分の弱さを認めること」が一番難しい。

「強いって何だろう?」

未だ答えは出ませんが…「自分の弱さを認める勇気」を持つことが、

本当の強さを知るはじめの第一歩だと思います。