空手のミット練習で、パートナーの蹴りが強すぎた時に


「おい!強いって!」と叫ぶ子がいます。
私はそのとき、こう伝えます。

「あのさ……君がまだ受けきれないだけなんだよ。だから、
『もう少し力を弱めてください』とお願いできるようになろう。」



このやり取りは、単なる礼儀指導ではありません。
「他責」ではなく「自責」へ―― その思考の切り替えを促す大切な機会です。

 「他責思考」とは?

自分が思うようにいかないとき、原因を相手や環境のせいにしてしまう考え方です。「相手が悪い」「状況が悪い」と考えると、成長の機会を自分から手放してしまいます。

一方で、「自分が今どこまでできるか」「どう伝えればいいか」と考えられるようになると、そこから『自己成長』が始まります。

「お願いするのも自立の内」
「お願いする」ことは、決して弱さではありません。
むしろ、自分の状態を正直に認め、他者にお願いしするのも自立の内です。