2018/11/25

Yellow Studs 15周年企画LIVE「方位磁針」

アシュラシンドローム→ビレッジマンズストア→Yellow Studs

 

に行ってきました。Yellow Studsは大阪にいた時から好きだったので、聴き始めてから5年くらい?15周年という節目に立ち会えてとても嬉しい気持ちです。多分岡山に住み続けててもこれは遠征してただろうな。

 

※MCは一言一句覚えてないのでニュアンスで書いてます。

 

アシュラシンドロームは初めてでちょっとスタートに遅れてしまった。その時やっていたのが"月はメランコリックに揺れ"

これは人に勧められてyoutubeで見てて知ってはいたのだけど、動画よりめちゃくちゃかっこいい。

「歌え」と煽るのではなく、自然と合唱になる客との関係性がいいなと思った。今度CD買おう。

 

 

2番手ビレッジマンズストア。

アディーハディー公開以降見るのは2回目。正直ショックから立ち直れていなかったので、ちゃんと楽しめるか不安だった。

あの曲ライブだと楽しいんだろうけど、あのMVみたいな生き方ができないからこそビレッジマンズストアは僕の味方だと思い込んでた。

WENDYのMVを何度も何度も泣きながら見ていた時の感情を思いっきり否定されたような気持ちだった。

けど、完全に杞憂でした。これからは余計なことを考えずに楽しめそうな気がするライブだった。

 

最初から全開で"夢の中ではない"→"逃げてくあの娘にゃ聴こえない"と鉄板曲を連発。

夢の中ではないの大サビでみつるさんの4カウントからメンバー全員が一斉にステージ最前に揃う光景が本当に大好きで、自分はやっぱりこのバンドに惹かれて仕方ないんだなと実感していた。

逃げてく~はイントロで客も含めて全員が首を振るシーンがあって、毎回水野さんが曲を止めて説明するのが恒例なんだけど、

今日の止め方はいつもと違っていた。「Yellow Studsのお客さんはこういうの(みんな一緒に的なこと)嫌いだったわ!」と言って、「俺とお前で最強の空間を作るためにやろう」的な発言から再度演奏へ。なんだよもうイエスタのこと愛しすぎてるだろ最高。余談ですが、水野さんは僕が覚えている限り「お前【ら】【たち】」みたいな複数形を使わない。もしかしたらたまに言うのかもしれないけど、1人に向けて言葉を届けようとしてくれていると感じてそういうところがすごく好き。

"サーチライト"。今回はサビから始まるパターンだった。これいつからやってんだろ?渋谷のワンマンの時は違ったような気がしている。「鳴らしてくれサーチライト 暗がり裂くレーザーが道標を結んだ」って歌詞はこの後のMCの伏線だったのかな。今回の企画名「方位磁針」と同じ行き先を示すものとしての「道標を結んだ」という言葉を聴かせてくれたんじゃないかなと思ってる。この曲の中のサーチライトって、「誰かが照らしてくれているもの」として描かれていて、ビレッジマンズストアにとっては客のことを表現しているのかなと感じた。

ここからの曲の流れが本当に最高だった。まず"正しい夜明け"。狂ったように聴き続けたから、水野さんが喋る前から荒金さんのギターの音で確信したよ。昨日はこの曲が本当に聴きたいと思っていた。イエスタの曲は、鬱屈した夜の曲が多い。太一さんが「現実を歌って共感してもらえればいい」と言っていた通り、15年無所属でやって来て、時には乙女のように祈った夜もあったんだと思う。「どうしようもない夜は酒飲みながらイエスタのライブを聴いてぐちゃぐちゃに踊るんだ。イエスタがそういう場所を作り続けてくれていた。今回の企画の名前は【方位磁針】。行き先を示すもの。これからもそんな夜を作ってくれるってさ。だから俺たちがイエスタの、あんたのことを証明してあげようと思うの。」何も見えないような闇の中でも、進み続けたYellow Studsを正しいと、そういう夜明けがくると、そんなメッセージを込めたこの曲を歌ってくれた。CDよりももっとゆっくり。言葉を1つずつ丁寧に届けるように。

続けて"WENDY"。周りに合わせて個性も失くなって、自分が消えてしまいそうな時に響く、「漫画になれぬ私の血が 鶴舞線じゃ不戦敗だと」「耳障りだ」。僕のすげえ勝手な解釈だけど、「首吊りの木」はミラーボールを指してて、「人食いの洞くつ」と併せてライブハウスを表現していると思ってる。ビレッジマンズストアに会える場所。そう解釈したら、水野さんが約束してくれる「お前を見つけるために高い場所に立っている」という言葉と結びつくなぁと思う。「誰か見つけてよミッドナイトから」「いつも通りじゃなくなるんだ その前に触って 絡まって 選んでね」という歌詞は、消えそうな自分を見つけてほしいという願い。ライブハウスで向かい合って。僕はビレッジマンズストアを見つけて、ビレッジは僕を見つけてくれる。そんな歌だと解釈してる。本当に大好きな大切な曲。

ラストは"眠れぬ夜は自分のせい"。どうしようもない夜を何度も何度も通り抜けて今日を迎えた。その夜にささげられたこの歌。「明後日の言葉が出てこないよ 二百万回の寝返り打って」「背骨がかゆくて気が狂った 手足が凍えて搔きむしった」ような夜。何かが引っかかって、何かにつまづいて、それが頭から離れなくて寝付けないような夜。そこに寄り添ってくれるこの曲に本当に救われた。ライブの時はいつも水野さんが「君が飽きるまでビレッジマンズストアとライブハウスで遊ぼう」という新しい約束をしてくれるのだけど、今日はイエスタのための夜。Yellow Studs15周年に立ち会えたことへの感謝、これからもこんな夜を作ろうという約束だった。「愛知県名古屋市が生んだ、僕が生んだロックバンド【ビレッジマンズストア】」Yellow Studsへの愛に溢れた最高のライブだった。

 

 

Yellow Studsは何をやったか書かないので、文の量がかなり減ります←

なるべく気をつけますが若干ネタバレになるところもあるかもしれないので、ご了承ください。

 

転換中気が付くとスクリーンが降りて来ていた。去年リキッドルームで見たのと同じ光景。

BGMが大きくなってスクリーンに映像が流れる。この音源めちゃくちゃ欲しいんだけど何とかならんかな←

メンバー紹介が終わり、太一さんがこちらに向かってくるところで幕が開く。

ドラムの高野さんを中心に広がるいつものポジションで開園。ミドルテンポのスタートからゴリゴリのロックナンバーへ。僕が見続けた5年間変わらない、圧倒的なカッコよさ。随所に混ぜられる音源にはないセッション。あと個人的な見どころは顔でベースを弾く植田さんです。

奥平さん、良平さんの2人のギターの掛け合いに乗せて太一さんが語る「努力が報われる瞬間はいつか?Mステに出ることか?」「違う、曲を聴いてもらえることだ」の話。たったそれだけのことで報われると思ってもらえるならいくらでも聴く。他の人にも聴かせる。こんなかっこいいバンドが知られずにいるが許せない。

演奏中の張り詰めたような雰囲気から、一転MCになると急にゆるっとするこのギャップもとても好き。「俺たちも拳を挙げろとか言いたいんだ。言えないんだ」って。全然言ってくれていいんだよ!と思うけど言われなくてもあげちゃうからな。。。

新曲も織り交ぜた企画初日はあっという間に終わりました。聴きたかった曲たくさんあったけど、今回は3マンだから来月の楽しみに。

 

本当に美しい夜でした。祝いに来てくれたアシュラシンドローム、ビレッジマンズストア、本当に最高でした。ありがとうございました。

Yellow Studs、15周年おめでとうございます。初めて聴いたときからあなたたちの音楽に夢中です。

しんどい時に救われた曲がたくさんあります。あなたたちが少しでも報われてほしいと願い続けています。