正式には


管弦楽組曲 第3番 二長調 第2曲 「アリア」です。


ちょっと とっつき難いでしょ。


今朝 テレビから流れてきて 久しぶりにじっくり聴いてみたくなって


午前中 レッスン室で聴いていました。


バロック音楽は 聴いていると気持ちがどんどん整理されていく感じがします。


そして すっきりした気分になります。バッハは生涯に渡って熱心なキリスト教信者で


神を称え 崇拝する手段として 気持ちを高揚させる音楽の威力を信じていました。


そんなバッハの作った曲だから 気持ちが落ち着くのかな。


専ら 私は困った時だけ神様仏様というクチなんですけど


その分 影響も受けやすいのかな。


バイオリンの優美な旋律に


チェロやコントラバスの時を刻むような通奏低音が心地いいです。


バイオリニストのアウグスト・ウィルへルミが一番低いG線で弾いて


「G線上のアリア」として一気に人気が出ました。


E線 A線 D線 G線の4本の弦でしたよね、確か バイオリンて。


今では有名な曲ですが 世に出たのはバッハの死から120年後なんですよ。


専門的なお話になりますが この曲は 対位法という作曲法で作られてます。


2つ(以上)のメロディーが互いに絡み合って同時進行します。


バッハはとても得意なんですね。


ひたすら穏やかに流れていく曲も クライマックスには全てのパートが上昇

していき苦悶や葛藤があっても昇っていく 何かを乗り越える雰囲気


が 心の高まりを感じる理由なのかも知れません。


よくレッスンでも曲の解釈をお話仕立てにして指導しますがアリア


のように互いに響き合い、互いにクライマックスに向かうのは


私達の人間関係に似ているように思います。


友達 恋人 夫婦 家族 互いに会話を重ね合い 思いやりを重ね合い


そんなやり取りを続けられる関係は やはり色んな意味で幸せです。


クラシック音楽は さほど知識がなくても こんな風に 感じるままに


自分の中でお話を組み立てて聴いても全然構わないと思います。


もっと知りたくなったら 作曲者や時代背景を調べてみてもいいかも。


レッスンでも とにかく生徒に聞きまくります。どう感じたのか


どこか気に入ったメロディーはないか どんな色のイメージか・・


しつこく聞きます(笑)
すると どんどん感じる“心”が育ってきます。


歌詞がなくても 感じる心で受け止めれば どんどん豊かになります。


肩の力を抜いて クラシック音楽を聴くのは 小さい子供でも大好きですよ。


さすがに長い曲は無理ですけどね。


ざわざわした気持ちも バッハを聴いてる間は穏やかですが


すぐに元に戻るのは なんともなりません。。。困ったちゃんですね。