『さよならマエストロ ~父と私のアパッシオナート~』

 

 

どなたかの感想 どっかで見かけたなあ
「『リバーサルオーケストラ』と比べて…」
確かに比べがちかもね
あるいは『のだめカンタービレ』をもってくる人もいるでしょね

どの作品も同じように見えて それぞれみんな違うよね
3つそれぞれに好き
描き方それぞれだから

比べる前に並べる

イケメン指揮者3人
玉木宏 田中圭 西島秀俊
素敵な顔ぶれ
イケメンさんたち 演技も達者

原作や脚本での描かれ方も魅力的

実写は生身の人間が息づいてさらに新鮮な魅力

 

指揮者3人

共通点は音楽を感じさせる人

相違点は振り上げる手が産み出す世界

世界はいくつあっても楽しめる

3つとも楽しい


基本的に 映像で「音楽を描く」ってスゴいチャレンジ

チャレンジする人がいっぱいいて「音」を見せてくれるのが嬉しい

指揮者も演奏者も わくわくさせてくれると嬉しい

演じて作り上げるものが「リアル」と「ドリーム」を見てるモノに実感させれば大成功

 

「さよならマエストロ」だけに描かれてて注目しちゃうもの

指揮者がパパってこと

背景に家庭がある

家族の人間性が描かれる

家族との関係が動く

家族に向かう側面も音楽家としての側面も見せる

どちらも側面だけれど混然一体となって人間が表現される

または混然一体となって「音楽」が生まれる

 

娘にはバイオリン 妻には絵

表現するものを持ち 持ってるからこその苦しみがある(と思われる)

息子の音楽を語るときの多弁さと楽し気な表情もそれと同じ(と思われる)

家族もひとりずつしっかり描かれてるよね

 

 

ここから 付記事項的な

 

オーケストラの団員たちの個性もわかりやすく描かれてる

楽器を演奏する人には楽器ごとに性格がある ってよく言われるんだけど

それを思い出すようなはっきりとした性格描写がされてる(気がする)

決めつけはどうかなって思うけど 楽器別性格診断はよくされてる

(診断する人によって違うからあてにならない とわたしはおもってる)

わりと一般的な診断で 登場人物と一致点が感じられるのはこんな感じ

物語を作るときに人物設定して楽器をあとからあてはめたのかな

♪フルート(新木優子)お嬢様

♪ファゴット(玉山鉄二)無口だけど面倒見がいい 

♪トランペット(宮沢氷魚)単純明快やる気満々

♪バイオリン(コンマス:津田寛治)確信と冷静さとリーダーシップ 頑固者

団員じゃないけど

♪バイオリン(芦田愛菜)繊細で敏感 時に我が強い

 

 

 

この作品で語らないわけにはいかないイケメンふたり

 

●西島さんの息子役 大西利空くん

最近の活躍は広く知られてるけど かつては名子役として 有名どころの少年時代の役でいっぱい出演してる

・ピカ☆★☆ンチ LIFE IS HARD たぶんHAPPY(2014年) 鴨川鉄壁 役(翔くんの息子!)

・金メダル男(2016年) 秋田泉一(幼少期)役(長じて知念くん!)

・3月のライオン 前編・後編(2017年)  桐山零(幼少期) 役(長じて神木くん!)

・キングダム(2019年)  信(幼少期) 役(長じて山崎賢人くん!)

・大使閣下の料理人(2015年) 大沢公(幼少期)役(長じて翔くん!)

・僕とシッポと神楽坂 (2018年) 高円寺達也(少年期)役(長じて相葉くん!)

2006年生まれの利空くん 物凄いベテラン!

 

●チェロ奏者役 佐藤緋美くん

最近の出演作

・ドラマ れんれんも出た「ラストマン-全盲の捜査官」最終話 アメリカに帰国する福山雅治さんを空港でエスコートしてました

・映画「ケイコ 目を澄ませて」で 岸井ゆきのちゃんの弟役でした

そして!スゴいミーハーなこと書くけどすみません
パパは俳優の浅野忠信 ママはミュージシャンのCHARA 姉ちゃんはモデル・女優のSUMIRE

この先 めっちゃ楽しみな俳優さん

 

 

以上 「さよならマエストロ」感想ならびに関連のおしゃべりでした