家で死のう! | 死別シングルマザー 2足のわらじを履く⁉

死別シングルマザー 2足のわらじを履く⁉

1990年3月、帰宅途中の事故にあい、主人は帰らぬ人になりました。
乳飲み子を抱え、右往左往していた私が、今は幸齢者様と共に過ごす日々を送っています(^^♪
日常的に人生に向き合う日々は、面白くもあり、大変でもあるのです(^-^;

ケアマネになって、担当させていただいたご利用者様は、この5年余りで何人になるだろうか。

最初は、施設で暮らす人だけを担当させていただいて、急変して亡くなった方が、

ケアマネになってから、最初のお看取りの方だった。ご家族もあまりご来訪されておられなくて、

たまたま、連休を取っていた間に、ご逝去され、そしてあっという間に葬儀社の方が来られて

お別れも、させていただくことが出来なかった。

 

同じ建物の中でも、病院に運ばれるお怪我をされて、そのまま帰って来れなかった方もいれば、

ご家族の意向もあり、最期までここで、と訪問看護や訪問診療と連携を取って、

最期までヘルパーさんたちに想いを寄せられて、お看取りをさせていただいた方もいた。

 

病院に長くいればいるほど、「家に帰りたい」と望む人は多いような気がするのです。

最期は畳の上で、なんて、昔はよく言ったものだけれど、最期は家で、言いながら、

結局病院で最期を迎える人の、なんて多いことか。

 

この本を読むと、家で最期を迎える事は、そんなに難しい事じゃないんじゃないか、と思えるのです。

痛い、苦しい、辛いだけを、取り除いてあげることができるのなら、

自宅で、家族の中で、生活音の中で、終わりを迎えられる事は、幸せな事なのではないのだろうか!?

 

本当は、受け入れる家族が、ただただ心の準備が出来なくて、という気持ちが動くのではないのかな、とも思ったり。

 

私自身のお看取りは、主人も父も事故だったこと、祖母は遠く離れていたために、亡くなってからかけつけたので、

病気や老衰で、自宅で最期を、という経験はないのだけれど💦

 

家族に負担をかけたくない、と、ガン末期の方は、最期は病院を、とご自身で選んだ方もいるし、

やはり、最期は家で、と、このタイミングを逃したら帰れない、と言われて、環境を整えて、

お望みどおりにご自宅で最期を迎えれらた方もいます。

 

結局は、本人と家族がどうしたいか、なのだけれど。。。。。