東京と岐阜県の大垣を結ぶ臨時の快速電車

「ムーンライトながら」の運行終了が発表されたとのこと。

 

夜汽車ファンの私にとっては

何とも寂しいニュースです。

 

小学生の頃は「ブルートレイン」と呼ばれた青い車体の寝台列車が数多く走っていて

子どもたちのあこがれの的でした。

 

B寝台はどんな人との出会いがあるかドキドキ。

 

他にも夜行の特急、急行や普通列車などが日本のあちこちで活躍していました。

 

自分の意思で旅行できなかった小学生の頃の楽しみは

時刻表を眺めながら旅愁に思いを馳せること。

暇さえあれば勉強もせず時刻表ばかり眺めてました(笑)

この時刻表は…古すぎる(笑)

 

今は「桃鉄」で地名を覚える人が多いようですが

私はこの時刻表で地名を覚えました!

 

 

小学校5年の夏休みに「寝台特急みずほ」で

夜行列車デビューを果たしてからは、

すっかり夜汽車にハマってしまいました。

 

「夜に旅をする」という非日常感と

列車に乗る前の高揚感は何とも言えません。

 

故郷の横浜を離れ、福岡の大学に進学してからは

ことあるごとに夜行列車で帰省していました。

 

東京駅を夕方に出て、翌朝九州に着く寝台特急は

朝日がきらめく瀬戸内海の絶景を楽しむことができ

夜汽車旅の醍醐味を味わうことができました。

 

もちろん「青春18きっぷ」で

各地の夜行列車の旅を楽しんだことも。

(今思えばそのほとんどは「苦痛」でしかなかった!)

 

多くの思い出がある「夜汽車」も徐々に減少し、

東京を出る夜汽車は「サンライズ瀬戸・出雲」だけになってしまいました。

 

そして考えてみれば私自身も

最近では夜行バスを利用するようになってました😅

 

そのうち「夜汽車」という言葉も

死語になってしまうのでしょうか…