いやあ、今週は思っていたよりもバタバタと色々な出来事が起こり、先週はスペインにいたことなど、到底信じられないほど遠い記憶になってしまいました。
自分の脳内にはまだスペイン語がかなりしっかり残っていたことは大変嬉しい発見だったのですが、そう言えば、一番好きだったスペイン語の言葉で、近年でも時々思い出しては心の中で呟いているパワーワードがありました。
その言葉は、特に今現在のじゅっさん事件のショック渦中にある自分の心境をなだめるのにピッタリかと。
menos mal、メノス・マルと言うのですが、英語に直訳すれば、less bad、つまり、「まだマシだ」、という意味で、私の周りのスペイン人たちは、物凄く頻繁に、日常会話でこのフレーズを使っていました。
理想としていた状況が実現せず、残念な結果になったとしても、少なくとも取り返しのつかないような最悪の結果はならなかった、なんとか持ちこたえられる状況でいられるだけよかった、という時。
特に、結果が悪くて気分が落ち込み悲しいときなど、この言葉を呟くと、少しずつ前向きに自分を持っていけるわけです。
人間関係や仕事がいい方向に成就しなかったとき、予想外のつらい出来事が起こってしまった時。
それでも、少なくとも心は自由だ、健康だ、命はある、明日のパンは食べていける、新たなチャンスがまたきっとくる…。
多少こじつけでもいいから、「メノス・マル」なことを思い描いて、なんとか前に進んできたような気がいたします。
メノス・マル、メノス・マル、メノス・マル…とこの20年近く何千回と唱えてきたかわかりません。
この言葉のようなニュアンスのパワーをくれる表現って、日本語にも英語にもない気がするのですよね。
それにしても、言葉の持つ底力はすごい。言葉に関わる仕事をしていることも、すごく幸せですが、仕事以外の人生でも、自分の魂に響く言葉、というのを大切にしていきたいと思います。
PS フェースブックに激励のメッセージを掲載してくれた方たち、本当にありがとう!
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