こんばんは。

弊社でサポートをしている
シンガポールに滞在中の
最後の学生さんが
帰国することになりました。


先週金曜日で
シンガポールでの
インターンを終えた
Mさん。


4月1日にとっていたフライトが
キャンセルになってしまい、
「今日か明日に帰りたい、
親からも早く帰ってきてほしい」と
連絡があり、
日曜日朝6時出発の便で
帰国になりました。


荷物をまとめて
滞在中の学生ホステルを
チェックアウトをすることに
なったのですが、、、。


彼女のスーツケースの
サイズが大きく、
セキュリティゲートを
通れないらしい。

週末につき、
管理オフィスはクローズ。
しかも急なチェックアウトのため、
担当者に連絡がとれない。


しょうがないので、
24時間対応のセキュリティに、
彼女の荷物を運んでほしい、
迎えに来るまで荷物をセキュリティルームで
保管してほしいと
ヘルプを求めることになりました。


セキュリティに連絡すると
ゲートを開けることしかできない。
荷物を運ぶのは学生さん。
なぜなら、荷物運びは
私たちの仕事ではないから
とつれない返事。


ナヌ⁈
こう言われたら、みなさん、
どう思いますか?



結局重いスーツケースを
4階の部屋からエントランスまで
学生さんが
自分で運びました。
しかも、ゲートを開けて
もらったときに
「これは私の仕事じゃない。
私たちはセキュリティ」だと
言われたそう。



日本人の感覚からすると、
カジュアルな学生ホステルとは
言っても、学生はお客さん。
急遽帰国しなきゃ
いけなくなっているのだから、
管理オフィスがクローズしていて、
頼れるのがあなただけなんだから、
手伝ってくれて、よくね⁈
ホスピタリティがない!

と思うかもしれません
(実際、私はそう思った)。



けれど、シンガポール人の夫にも
意見を聞いてみると、
「それはセキュリティの
仕事ではないよ。
仕事でないことをやってもらうのだし、
急遽帰国するのは
こちらの都合なのだから、
歩み寄るのが当然」
との答え。



そう、海外(シンガポール)では、
業務内容がそれぞれ決まっており、
その業務に誇りを持っている。
それを超えて業務内容以外のことを
お願いするのは、
失礼であり、対応してもらうのは
彼らに過剰な期待、お願いをすること
ととられることが多いのです。



親切心から対応してくれる人が多く、
このような追加対応をする、
してもらうのが
ある種当たり前になっていた
日本の文化を相手にも
強要していたことに気がつきました。



一連の対応後、
ホステルの担当者からも
あとで連絡が来て、
言われました。
「セキュリティには荷物を運ぶのは
業務外でお願いできないから、
別のスタッフを送る」と。


そう言われ、
「やっぱりこれはセキュリティに
お願いするべきことではなかったのね」と
改めて気がつきました。


急遽の対応の感謝を伝えにいくと、
怒っていたセキュリティのスタッフも
言い過ぎたと思ったのか、
あとで機嫌を直して、
最後は笑顔で見送ってくれましたが、、。


ともあれ、Mさん、
無事に日本に到着できたようで
何よりでした。