昨年、丁度一年前オーストラリアに逝きましたが、そのときのカルチャーショックは今でも鮮明に残っています。
まずはとにかく安いこと。
3週間、飛行機代・レッスン代・ラウンド(20R)・練習代・宿代・食費。全てひっくるめて40マソくらい。
実は生まれてはじめて調子に乗ってビジネスクラスなんかにのっちゃったりしたけど、それでもその金額ですよ。
そう考えると、1Rアタリのラウンドフィーは結局2マソ。諸々込みで!ですよ。
中には日本には絶対ありえないすばらしいコースやカンガルーがウジャウジャいるコースなんかでラウンドできたりしたし。
ラウンドフィーなんて日本円にして土日でも3000円くらいじゃないの?
とにかく安い。
当然現地の人たちは、ゴルフを格式の高いスポーツだとは全く捕らえていない。むしろ生活の一部くらい。
一人でもどんどん回らせるし、後ろが詰まったりしたら【お先にどうぞ】だし。
【前の組はボール捜しているから打っちゃっていいよ】なんて日本じゃありえない一言だよね。
平日は老人などが一人で手引きカートでラウンドしている。
【散歩ついでにゴルフに来ました。】って感覚なんですよ。
所変わってハワイなんかは、ラウンドフィーとかは結構高かったりするけど、それでも日本だったら確実に25,000円はするであろうコースでも大概は1マソ前半くらい。年間通して【ベストシーズン】だしね。
高いのはメルセデスチャンピオンシップで有名なカパルア・プランテーションくらい。それでも25,000円くらい。その価値は当然あるわけだし。ゴルフヴァカからすれば【プライスレス】な風格と知名度があるわけで。
国の風土・土地面積・その他色々な違いはあるにせよ、日本におけるゴルフって、海外のゴルフを経験すると、こんなんでいいのかなあ?と思うんですよね。
なぜ2,400ものゴルフ場がありながら、オリジナリティやセンスのないゴルフ場の数々・キラーのないサービスの数々。
そういえば、ある日大ゴルフ部出身の方に聞いたところ、日大のゴルフ部でやっていくには年間1000万くらいかかるらしい。そりゃ日本のゴルフ環境で毎日のように合宿だ遠征だ練習だっていっていればそれくらい逝っちゃうのかもね。そんな教育費払える親なんて日本に1%もいませんよ。
それに引き換え、オーストラリアに逝ったときなんかは、毎週土曜日朝一で必ずジュニアの試合があり、セルフバックの少年少女が多数参加していました。
私の逝ったゴールドコースト地区だけでも、HC0くらいの高校生なんてはいて捨てるほどいて、アダムスコットの卵みたいな少年たちが毎週凌ぎを削っているわけです。そりゃスーパースターも生まれるわけですよ。
今の日本のゴルフ業界にそういうシチュエーションはほぼないといって過言ではないんじゃないでしょう?沖縄くらいじゃない?
色々な制約はあるにせよ、ゴルフ業界全体が、こういう今の状況を強く認識して、自助努力をしていかないと、日本のゴルフ業界はこのまま衰退していくだけじゃないでしょうか?JGTOなんて今まさに火の車なわけでしょう。このまま逝ったら滅びますよ。
ただ単に安くしろ!宮里藍頼み!とか、短絡的な発想だけではない、長い目で見て成功するコンセプト・ビジョン・スキーム。
そう、だから私、そして我々の事業部の最終的な究極のミッションはそこにあると思っています。折角ゴルフ業界にかかわっているわけだから、いいものを残していかないと。今はまだ、単なる普通のグッドサービスですけどね。
日々の業務に忙殺されるとなかなかそういう原点を忘れがちですが、久しぶりの本格休日出勤なので、ふとそんなことを考えてしまいました。
【欧米かよ!】ってツッコミはナシですよ(笑)!