最近虐待死がありましたね。

痛ましい事件です。

 



以下の記事のように、迅速な対応のための改革は検討されていますけど、

誤認保護を防ぐ仕組みで物議を醸しています。

 

 

一方で先月の話でこういったニュースがありました。誤認保護での親子分離で被害を受けたという話。

 

 

岡山のケースは明らかに対応がまずくて、「回数」よりも「いき過ぎた行為」に着目するようマニュアルがなっていれば防ぐことができた痛ましい事件だと思います。

複数回にわたる通報があったわけだし、裸で墓場とかどう考えてもまともじゃないのに、なぜ回数にこだわるのか、そんなマニュアルなのか。

むしろ精神的に普段普通に見えるのにたまにものすごく極端な行動する親の方がよっぽど危ないだろうと思うのです。


うちなんて2回通報されても何もしてくれなかったのに


一方で、誤認保護を避けるにはどうすればよいかと言うことも確かに大切だと思いますけど、子供の命には変えられないと言うジレンマの中どこに落とし所をつけるのか。

少なくとも、記事の中で言われているような、保護者と子供のヒアリングをすれば良いという話ではないと思う。

 

難しい話です。

親本人は「悪いこと」と認識していないから繰り返しやっているわけで、認識してやってるならそれはそれで精神科医に行った方が良い。完全にサイコパス。


狡猾なサイコパスは話す時にボロを出さないし、おかしい親の言っていることを否定することで悪化するケースだって当然あり得るわけで。親へのヒアリングは子供の命を守ることからは遠ざかるように思います。



 

ただ、千葉のケースって本来避けられた誤認保護ですよね。通報は姉からの一件のみ。そこだけ見ると、とても緊急保護するような案件にはとても思えません。

 

姉との関係が悪いために通報したのか、姉のネグレクトや虐待に関する知識がチープすぎて通報したのか、詳細は分かりません。


記事やネットの情報だけでは分からないことが多い中で、真実がわからないからこそ、本件、「片親」「(看護師の)不規則な勤務」など、たった一回の通報でも動くような他の理由があったのではないかと憶測してしまい、片親である僕はヒヤヒヤしてしまうのです?

 

ここで問題なのは、片親という世間的に見て不利な印象の条件だけでなく、人間関係が悪い相手を通報して保護させると言うようなことができてしまう恐怖。

人間関係の調査と通報の信頼性をなんとか担保しないと、今後も起こり得てしまう。


匿名性を無くすと通報を躊躇する人が増えて通報自体が減ってしまうと言うリスクももちろんありますけど、

ちゃんと「通報者と当事者の人間関係がどうなっているのか」を調査するプロセスがないと、片親をやっている私としてはとても怖いことです。


裁判中、離婚協議もまとまっていない、そんな中で嫌がらせとしてそう言うこともやりかねない。

 

片親、シングルファザーをやっていると、ただでさえ、いつ誤認保護されないか、通報されないかとか、やはり怖い気持ちがあります。

 

このブログをやって、食事をしつこくアップして、日々の出来事をちょこちょこと上げるのも、一つ、うちはちゃんと健康的なものを食べさせていますと言う証拠をためて、児相に目をつけられたり通報されたときに資料のひとつにできるとかそういう目的もあったりします。

 

不倫汚嫁や間男が嫌がらせで児相に通報するとかそういう可能性だってあり得ると思うし、実際そう言うケースもあるそう。

 

とりあえず、そのマニュアル、通報者だけでなく、学校や保育園や幼稚園の先生、隣近所のヒアリング調査もちゃんと入れて欲しい。人手不足なのは知ってるけど入れて欲しいです。


むしろ、今は、児相と役所と保育所や学校の横の連携なさすぎでしょう。何回も同じこと話さないといけないし。


行き過ぎた個人情報保護なんかクソくらえです。むしろ、公的機関や公益法人の横の連携すら否定するような人は、僕にはやましいことがあるからか自分の個人情報に過剰に価値があると勘違いしている痛い人かとしか思えません。





こども家庭庁とか、児童相談所にほとんど触れてないし、なんなの?って感じです。むしろ中心でしょう?

児相や保育所は厚生労働省、幼稚園や学校は文科省、あれだけ隠蔽体質の事件を繰り返して、全国の学校や教育委員会の手綱もまともに握れない文科省中心のこども家庭庁とか案を出す人の知性を疑います。


厚労省は児相にもっと力を入れて、もっと多くの出来る人材拡充に乗り出さないと、日本の未来を担う子どもたちが危ないと思うのです。