桐子のシンママ日記てんやわんやの星に生まれ
小児がんを克服し、経過観察中の息子の桐男、集団行動・発達障害かも夏休み中。
精神科に通院中、私立中退学→公立に転校し公立学校へ、中3の桐美、不登校のまま高校受験はパス
ペットショップから迎えいれて3週間で不治の病を宣告された猫たま、めでたく「寛解」
小児がんとコロナが重なり人生を見つめ直して正社員を辞めてしまったシンママちゃんのお話です。
いまは、無人島に向けて出発したところです。
ドラマの影響で、夏休みもあと数日で終わりのタイミングでやってきた
端島、通称:軍艦島
「海に眠るダイヤモンド」のヒロインになったつもりの、ワタシは
船上にて、室内を選ばずに外を選んだ。
息子の桐男と共に、
立っていられないほどの、波で揺れながら
髪の毛をぼさぼさにしつつ、無人島へ。
娘の桐美は、携帯しながら、エアコンのきいている1階の部屋の中。
息子と私は、2階で
興奮状態であった。
30分くらい、揺られながら、中には、気分が悪そうな人が
座り込んでいたりも
したけれど、
ワタシは、携帯で、とにかく写真を撮りまくっていた
息子が転落してはいけないので
そこも、しっかり、確認しながら
ドラマの余韻と、切なさを織り交ぜて
あと
2分ほどで、到着しそうなその時、
アナウンスが鳴った、
「長崎市からの連絡により、桟橋の手すりが破損
しているとの調査結果がありました、
本日は、島には降りられないことになりました」
と・・・・
2秒後。
かなり気分は、落ちたのですが
40度近い猛暑、照り返すような太陽だったので
トイレも自販機もない端島に長くいれないだろうし熱中症も心配だし、
すぐに気分を切り替えた。 これただけで幸せだ。
船のアナウンスによって、降りられない代わりに
まわりをぐるっと、旋回して、ひとつひとつ
説明しますと。
ワタシは、至近距離になった、端島(軍艦島)に
大興奮していた。
あそこが、ドラマで赤ちゃんを抱いて逃げた重要なシーン(観ていない方、すみません💦)
あ、あそこはプロポーズのところかな?
などなどドラマに入り込む自分💦
船は、写真を撮るために止まってくれた。
その矢先
携帯のカメラで
上手に端島を撮ろうと、ゆられながら、懸命に携帯の画面を見ていると
1通のLINEがきた。
そのLINEに、驚愕し、悲しみで
急にヒロインなりきり
ムードが萎えたのである
LINEの相手は
1階に座っている
長女
内容は・・・・
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ひいおばあちゃんが今、死にました
明日が通夜なので、すぐに
長崎から関西に行かせて欲しい
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と・・・
つづく