長女のウェディングフォト撮影時に
とびっきりの笑顔でツーショットを撮っていたツンデレ中2病の元夫(娘たちがそう言ってる)を
次女と共に、新車でドライブがてら岐阜まで送りました。
今回の岐阜訪問の目的は・・・
義母との再会です。
昨夏、私たち元家族と共に長女&彼氏クンが結婚挨拶をしに岐阜の義実家を訪問したんですが
そのわずか3週間前、
義母はまさかの脳出血で倒れて緊急手術、
一命は取りとめたものの認知機能も身体機能も壊れ、寝たきりとなりました。
それまでは普通に元気でしっかりしていたのにね。。。
人生ってたまに残酷
離婚時に私が義父と派手にバトっていても
私の味方をしてくれたような義母でした
こんなにあっという間に、残念すぎる〜と思っていたら・・・
この数ヶ月で奇跡的に回復し
歩行も嚥下もトイレも認知機能も元に戻るという脅威の回復力
すごくない?
そんな85歳、いるんだね
私は介護職だったので「命さえあれば」という考え方には賛同できません。
医学の力で生かされた命に寄り添う人々の苦悩を知っているから(あくまでも高齢者に限ります)
助かってよかった。という考え方が出来ないというか
寝たきりで、家族の認識もままならない義母の生を素直には喜べなかった。。。
(この場合、私の中ではポックリ逝くのが理想です)
ところが。。。
そんな私の理想を思いっきり覆した義母との再会でした。
会った瞬間、
「わぁゆうこさん
会えてよかった〜
」
右麻痺とはいえちゃんと歩き、私や次女を認識し
「なんかねぇ私、大変だったみたいなんだけどその辺の事は全然覚えてないのよ〜」
「記憶が所々抜け落ちてるんよ。もう全然ダメやわ〜」
って。
いやいやその客観性、私の母より全然マトモですから〜
もう会って話すことは無いだろうと覚悟していたこの半年だったので
まさかの展開に・・・
しゃべりながら私、ボタボタボタボタ涙とまらん(笑)嬉し泣き
すごいよホントにあなたは!
字が書けなくなったからひらがなの練習をしているらしい。
歩行リハビリは人の3倍はやっているらしい。
同じ話を何度もするから脳の機能はダメージ受けてるんだろうけども
トイレも食事も自立して、背筋も伸びた85歳のその姿は神々しくさえ感じたことでした。
それでも自宅で元夫がみるには大変なので今は施設に入って暮らしています。
今回は私たちの来訪に合わせての一時帰宅。
懐かしい場所で懐かしい顔にありったけの感謝の気持ちを伝えました
亡くなってからじゃ遅いのです。
生きてるうちに
そして理解できるうちに
伝えられて本当によかった
元夫が暮らすようになった岐阜の義父母宅(広くて部屋余りすぎ)は
きれいに暮らしていてなかなか居心地が良く
宿泊用の体制を整えてくれたので←なかば強制(笑)
これならまた娘たちを連れて来れそうよ
元夫は元夫で来訪客LOVE男なので
Win Win
長良川と岐阜城を眺めていると・・・
やっぱりここは私の第ニの故郷なんだな〜
同じことを次女もつぶやく(笑)
夏の花火大会には長女夫婦や次女三女と
みんなで来る話になっています
ちなみに・・・第三の故郷は今のところ長野県の浅間山近辺
おそらく私はこんな感じで岐阜と長野と神奈川を行き来するような人生を歩んで行くんだな〜
人類みな兄弟。みたいになっちゃってるけど
まぁいっか
これが私の生きる道なんだろうなと思います。
Cさんがこの点において最大級の器の広さを持ち合わせていることが
私にとっては救いだし感謝しかない
私の思う「いい男」基準て、たぶんこういうところにあるんだろうと思います。
この幸せを大事にせねばの