最近の私、教育ママみたいになってる。

まあ、それでもいいわ。

わるい響きではない。


子供に勉強を教えようと思って

どうやったら、子供が理解するのかということを

ずっと考えていて


教科書とか問題集を、いくらやらせても

無駄なんじゃないかと思って


自分の子供時代のことを考えて

自分も教科書とか問題集で、いくら、ああだこうだ

言われても、さっぱりわからなかった。


実際に生活で使うことで、経験すれば

一度でわかったのに…と思ったので


実際に立体で覚えた方がいいと思ったので


算数とか計算も、ただ紙に書いたもので説明しても

わからないし


長さとか重さとか、液体の量を計って

自分で実際やってみればいいと思いました。


例えば、10mmは1cm、100cmは1m

というのも口で説明しても、わからないので


子供の手の、親指からひとさし指を広げたくらいが

10cm


手の肘から手首までが何センチ


両手を目いっぱい広げた長さが1mとか


手の爪の長さが1cmとか


定規で測らせて、これでアリが何mmか?とか

身長が何cmか?とか

ほしい物があるけど、これは入るか?とか

わかるでしょ?と教えました。


いちいち定規を持ってなくても、自分で、どのくらいの

長さなのか?ってわかるでしょ?


そのために勉強してるんだよと言いました。


それと水の量の計り方も教えました。


私も小さい時、何ℓとか何mlとか、わからなかった。

大人になっても、わからなかった。


飲み物のペットボトルを見て、ああこれが500mlなのか

とわかったり


だから、家にある500mlと2ℓのペットボトルの空の容器に

水を入れて

このくらいの量だということを教えて


500mlの水を何回入れたら、2ℓのペットボトルが満杯に

なるか?というのをやらせて

4回入れれば、いっぱいになる。


ということは、2ℓというのは2000ml

500mlは2ℓの4分の1だということがわかる。


2ℓの水の中から、800mlちょうだいと言われたら

どうやって計る?

と問題を出して考えさせました。


500mlの空のペットボトルがあるんだから

それに一度水を入れて、後でまた300ml計ればいいけど

子供は、そういうことがわからなくて

ヘンなことをしていて、私はイライラして怒っていたけど


教えたんだし、あるんだから500mlのペットボトルを使いなさい!

と言って教えたら理解しました。


300mlの計るやり方も、500mlのペットボトルの水の量を

5で割ったら、1つが100mlでしょ?


それが3つで300mlでしょ?


だから、100ml計って、3回入れてもいいし

大体100mlの3こ分の所にしるしを付けて

それで300ml計ってもいいし


それでいいでしょ?と教えました。


それで、子供は液体の量の計り方は、なんとなくわかったと

思います。


これはテストでいい点を取るためじゃなくて

例えば地震があって、水を800mlちょうだいと言われたり

もらっていいと言われたりした時


自分が損してるとか、あの人多く取って行ったとか

そういうふうにならないように、どうしたら早く水がもらえるかとか

そういうことになるんだよ、そのために覚えるんだよ。


別に目盛りが付いた容器がなくても、大体このくらいだな

ってわかるでしょ?

と言いました。


テストも、こういうふうに覚えれば理解するというのは

もちろんあるし、そのためにやってるというのはあるけど


こういうふうに立体で、実際に覚えた方が、生活していて

役に立つし、それが勉強を覚えてテストでもいい点を取れること

に繋がると思います。


うちの子供は、理解しづらいというのもあるけど

わからないと適当にやって、それでいいやと思うところがあって


私は、それをずっと怒っていました。


なんで、わからないと適当にやって、それでいいと思うわけ?


わからなかったら聞くとかしなよ!

わからないままでいいとか、適当でいいとか思うことが

ダメだよ!と怒りました。


わからないのは、いいけど、それをそのままにして

それでいいと思う神経が私は嫌です。


でも、こういうふうに生活に必要なことを、実際に子供が

やって考えさせると、子供も理解するようになったし


どうやればいいんだろう?と自分で考えるようになりました。


勉強って、こういうことだと思います。


イスに座って机の上で、教科書や問題集で覚えるよりも

こういうふうに実際、立体で考えて自分でやった方が

覚えるし、自分自身で考えると思います。