ドラマのような不倫 1 | 幸せな離婚~バツイチの選択・・・。

幸せな離婚~バツイチの選択・・・。

両親の反対を押し切って結婚したけれど…。会社の倒産、DV、モラハラ、借金。経験しなくてもいいような経験をしたのち、やっと離婚。しかし離婚後もトラブル続き。でも、前向きな、幸せな離婚だと思っています。

取引先の女の子。


20代後半の色白のかわいい女性。


おとなしく素直で、社内の評判も上々。


彼女が、最近元気がない。



『何かあった?』


『・・・今、ちょっと悩んでるんです・・・・・・・・・。』



彼女は一年位前に、通勤電車のなかで、ナンパもどき?をされたらしい。


わざと?かどうかわからないけれど、男の人がいきなりぶつかってきて、それからお互いに挨拶をするようになったとのこと。


彼女より3つ年上で、あまりぱっとしない男性だったらしい。


『キミ、いつも、この電車に乗っているね。


僕、前からキミのこと、気になっていたんだ。』


ある日、彼はそう話しかけてきた。


彼女は彼が全く好みのタイプではなかったので、愛想笑いをしながらスルーした。


しかし、彼は毎朝、彼女の隣に近づき、話しかけるようになった。


彼の努力が実を結んだのか、いつしか彼女は彼と仲良く話しながら通勤するようになった。


彼は彼女をデートに誘った。


もうこの頃にはすっかり彼に心を許していた彼女は、デートに応じた。


彼女は可愛いけれど、決して派手ではなく、とても素朴な女性で、男性とつきあったこともほとんどなかったらしい。


彼女が彼に夢中になるのには、時間はかからなかった。


彼女は自宅通勤だったけれど、彼は一人暮らしだった。


彼女は彼から合鍵をもらい、時間が許す限りは、仕事の帰りには彼のマンションに行くようになった。



・・・私はここまでの話は、以前に彼女から聞いていた、



『ラブラブだねっ!』


そうからかったりもしていた。



でも・・・・。



ここからが、今回の彼女の話。



ある日、彼女はいつものように彼のマンションで彼の帰りを待っていた。


彼の帰りがいつもより遅かったので、彼女は暇をもてあましていた。


何気なく、彼のチェストを開けてみた。


そこには・・・・・・・。


彼と、ウエディングドレス姿の女性の、幸せそうな笑顔の写真があった・・・・・・・・・。