大失敗 | 幸せな離婚~バツイチの選択・・・。

幸せな離婚~バツイチの選択・・・。

両親の反対を押し切って結婚したけれど…。会社の倒産、DV、モラハラ、借金。経験しなくてもいいような経験をしたのち、やっと離婚。しかし離婚後もトラブル続き。でも、前向きな、幸せな離婚だと思っています。

彼女は、彼に彼女が出来た寂しさからか、どんどん同僚の彼に惹かれていった。


当時彼女はこう言っていた。


『やっぱり、遠くにいるひとより、近くのひとがいいよね!』


私も遠距離恋愛の経験があるので、納得はする。


けど・・・。


この同僚の彼は・・・。


とんでもないオトコだった。


私の遠距離恋愛が終わったあとの、次の彼のように・・・。


ご参考まで↓


昔の彼3。



いや・・・。


もっとひどいかもしれない。



それからしばらくして、彼女は彼とつきあうことになった。


結局は彼の熱意に負けてしまった。


それに、彼女にとっては、今までに会ったことのない雰囲気を持ったオトコだった。


お嬢さまだった彼女は、そのなんとなく危険な雰囲気にも魅力を感じていた。



彼は・・・。


詳しくは書けないけど、10代にはかなりヤバイことをしていたらしい。


車は車高を極端に下げていて、マークⅡだったか、スカイラインだったか忘れたけど、内装にまた凝っていて・・・。

エンジ色か紫一色のような記憶がある。

だいたい、どんなオトコかイメージできるだろうか・・・。


しかも、彼はすでにバツで、子どももいた。



(・・・・・・・・・・。


私と彼女は経験まで良く似ている・・・・・。)



彼はとてもマメだった。


毎日彼女に電話をして、毎日彼女を自宅まで送る。


いつも


『大好きだよ。』


そう囁く。



彼は年下だった。


彼女は年下のオトコとつきあったこともなかったし、年下のオトコはこんなに献身的でマメなのかと感動していた。


でも、彼女は彼と結婚する気はさらさらなかった。


前の彼(一流大学卒・大手企業のサラリーマン)でも、両親は結婚を許してくれないのに、


この定時制高校卒業の中小企業の営業のオトコなんて、話にならないって言われるだろう。



彼女にとっては、彼とのつきあいは、


いずれお見合いで結婚させられる運命への、反発がかなりあったと思う。


どうせ、そうなるなら・・・。


その前に、好きなことをしてやる!みたいな。



彼を利用した・・・。


そう考えればそうかもしれないけど、彼女の当時の状況を知っている私はそれも仕方ないかな・・・。と思う。



親に押さえつけられて育つと、自分がある程度の力を持ったとき、絶対どこかで爆発する。



私は学生のときまでは門限がきっちりあったけど、


社会人になってからは、門限なんかクソ食らえ~!!てな感じで、よく朝帰りをしていた。


ちなみに彼女は社会人になっても、門限があった。


午後10時。


彼女はきっちり守っていた。

スゴイ!と思っていた。




話は脱線するけど、(いつもだけど)

私の通った大学は中学から大学まである、女の園だった。


中学、高校は規則は厳しいってもんじゃなかったらしい。


男の子と一緒に歩いているのを目撃されただけで停学だ。



だから、大学の入学式はすごかった。


もう、場末のキャバクラ状態(笑)


そのキャバ嬢もどきは、ほとんど高校からのエスカレーター組だった。



高校と違って、大学は規則はそんなに厳しくない。

(私のような公立高校組にとっては、かなり厳しいと思ったけど。)



やっとパーマがかけれる!

肩まで髪が伸びても結ばなくていい!

スカートはひざ下10センチじゃなくても怒られない!


本当に、ささやかな欲求から、彼女たちは高校卒業とともに一気に解放され、入学式では派手なキャバ嬢もどきになっていた。



でも、そのキャバ嬢もどきも、抑えられてた自分の欲求を満たしたら、だんだん自然に自分に似合うお化粧や服装をし始めた。



うまく表現できないけど、あまり親や学校が押さえつけるのは逆効果と思う。

でも、ある程度は必要と思うけど。



『放任』と『自由』は違う。



娘たちの幼稚園の園長先生がいつもおっしゃっていた。



(これは、かなり深いので、また後日書きます・・・。)



とにかく、彼女はささやかな抵抗をしていた。



でも、・・・・・・・。彼女は大失敗をしてしまった。