ナンパオトコ~医師編。 | 幸せな離婚~バツイチの選択・・・。

幸せな離婚~バツイチの選択・・・。

両親の反対を押し切って結婚したけれど…。会社の倒産、DV、モラハラ、借金。経験しなくてもいいような経験をしたのち、やっと離婚。しかし離婚後もトラブル続き。でも、前向きな、幸せな離婚だと思っています。

なんとなく、気持ちが落ち着きません。


長女のこともあるし、友人のこともある。


仕事もいいことばかりでは、当然ないし・・・。



ということで、ブログでちょっと発散したいと思います(笑)



男性攻撃・・・!!


(すべての男性じゃないですよ^_^;)



離婚して、2~3年くらいのとき。


男の人は何を考えているのかと思った話です。



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『医師』



そう名乗っていた。


新幹線の隣に座った男性。


30代半ばくらいだろう。




携帯電話でひっきりなしに会話をしていた。


常識があるひとだったら、携帯電話はデッキに出てからするはず。


でも、この男性は、座席に座ったまま、延々と話し続ける。



彼は電話を切った後、話しかけてきた。



『申し訳ございません。緊急な用事だったので。』



私は半ばあきれたように答えたと思う。



『いえ・・・。気にはしていませんので。』



常識のないひとだと心の中で思っていたけど、口に出せるわけない。



彼は私が批判的でなかったので、安心したんだろうか・・・。


突然饒舌になった。



『僕は産婦人科医なんです。

実は僕の患者さんが、僕の出張中に異常事態が起こりまして・・・。

その連絡なんです。

本当に申し訳ございません。』



単純な私は、その言葉を信じた。


それで、また言葉を返してしまった。



『それは、大変ですね・・・。』



『僕は、大学病院の医師なんですが、親父は開業してまして・・・。』



彼は、自分の経歴を語り始めた。


自慢がかった話だったのでちょっと辟易したけれど、とりあえず話をふってみた。



『お父さまも産婦人科なんですか?』



『いいえ。

私と専門は違います。』



『どちらの専門ですか?』



『脳外科です。』




私は何気なく聞いた。



『脳神経外科ですか・・・。』




彼はそのとき、断固として言った。




『いえ。「脳神経外科」ではなく、「脳外科」です!!!』




私は唖然とした。




私は以前、お客様である脳外科のドクターに質問したことがある。



『「脳外科」と「脳神経外科」はどう違うんですか?』



私は『脳外科』は外科手術をする科で、『脳神経外科』はまた別で、統合失調症など精神的な分野も含めた病気を扱うものだと思っていた。



そのドクターは笑って言った。



『「脳外科」はただの短縮した言い方なので、「脳神経外科」と同じ科ですよ。

医療関係者ではさらに短縮して「脳外」になります(笑)』



彼が医師であれば、そんなこと知らないわけはない。




おかしいと思った私は彼に、



『アブガースコアって知ってますか?』



そう尋ねた。



本当に産婦人科医なら知らないわけない。

仮死状態で産まれた長女の母子手帳に『アブガースコア』5点って書いてある。



(あとで、その脳外科医さんに尋ねたら、『どこの科であっても、医師であったら知らないはずはないです。』と笑われた(汗 )



彼は、



『何?それ?

そんなこといいから、メールアドレス教えてよ。』



私は、黙って席を立った。





なぜウソをつくんだろう・・・。



女性は誰もが、『医者』や『弁護士』や『会社経営者』や『政治家』や『一流企業の管理職』など、社会的ステータスを求めていると思うんだろうか。



肩書きなんて必要ないよ。


本人が素敵だったら。



何だかこの出来事はショックだった。



私がとても軽くみられたようで。



結婚詐欺事件のニュースもちらほらあるけど、よくもまぁ、平気な顔でウソつけるもんだ。


いいカモと思われたのかなぁ・・・。




ちょっとあとに『にせ弁護士』さんにも遭遇しましたあせる