昔の彼3・・・恐怖。 | 幸せな離婚~バツイチの選択・・・。

幸せな離婚~バツイチの選択・・・。

両親の反対を押し切って結婚したけれど…。会社の倒産、DV、モラハラ、借金。経験しなくてもいいような経験をしたのち、やっと離婚。しかし離婚後もトラブル続き。でも、前向きな、幸せな離婚だと思っています。

私は彼に貰ったプレゼントを一式まとめて、彼に連絡をしました。


『用意したから・・・。』


『・・・。で、どこで奢ってくれるの・・・?』


『お好み焼き屋さんにしようか・・・。』


『僕がお好み焼き・・・?

そんな店に行けるわけないじゃないか・・・!!』


私は私なりの生活レベルで、彼に決別しようと思っていました。



『イヤならいいけど・・・。』


『わかったよ。どこのお好み焼き屋さんに行けばいいの?』



彼と待ち合わせしたのは、そのお好み焼き屋さんの前でした。



『なんで、こんな場所で最後に会おうって言うの。


僕のプライドをまだ傷つけるつもり?』



彼はぶつぶつ文句を言っていましたが、とりあえずそのお好み焼き屋さんで食事をしました。


二人とも無言・・・。


有名なお好み焼き屋さんだけど、ぜんぜんおいしくない・・・。



私は会計を済ませて、袋に入れて持ってきた彼に貰ったプレゼントを返しました。


『これで全部だと思う。』


彼は、


『全部かどうか確認させてもらうよ。

僕、駐車場に車止めてるから、そこで確認しよう。』


しかたなく、私は彼の車まで行くことにしました。



彼は車を買い替えていました。


トヨタのソアラ。


たぶん当時、300万くらいする車です。


まだ、シートにはビニールがかかっていました。

彼は、駐車場で私の持っていったプレゼントをひとつひとつ確認して、


『これで全部だね。たぶん。』



『じゃあ、帰るね。さよなら・・・。』


そう言うと彼は、


『外は大雨だから、最後に送っていくよ。


キミにもずいぶんいやな思いをさせたみたいだから・・・。


僕もいやな別れ方はしたくないんだ・・・。』


ずいぶんと神妙な彼に驚きました。


私が別れようと言い出す前の、いつもの優しくてスマートな彼でした。


そうだよね。

笑って別れれたらいいよね・・・。


確かに外はどしゃぶりでした。


『じゃあ、駅まででいいから送ってくれる?』


私は彼の車に乗りました。



彼は気をよくしたのか、意気揚々と車の自慢を始めました。


『これって、高かったんだよ~!!


ずっと欲しかったって言ったら、おふくろが買ってくれたんだ♪


キミはこの車の助手席に、一番先に乗ったんだよ。嬉しいだろ?』


まさか・・・。


お母さまに与えてもらった車なんて乗りたくないよ。


あ~やっぱり乗るんじゃなかった・・・。



駅までとの約束だったのに、彼は駅を通り越して、私の自宅方面に向かいました。


『降ろしてよ!!』


『い~じゃん、この車買ったばっかりなんだから。


キミのために買ったようなもんだよ。


ちょっとドライブしようよ。』


アナタが買ったわけじゃないでしょうが!


『降ろして!!』


『そんなに僕のことがイヤなの・・・?


わかったよ、とりあえず、家まで送る。』



彼はそれからずっと無言でした・・・。


それから私はとんでもない目にあうことになります・・・。