虐待・・・。でしょ・・・。 | 幸せな離婚~バツイチの選択・・・。

幸せな離婚~バツイチの選択・・・。

両親の反対を押し切って結婚したけれど…。会社の倒産、DV、モラハラ、借金。経験しなくてもいいような経験をしたのち、やっと離婚。しかし離婚後もトラブル続き。でも、前向きな、幸せな離婚だと思っています。

私は、とにかくこの実習が早く終わってくれることを願って、日々過ごしていました。


相変わらず心を開いてくれない子ども達。



ある日の昼食の時間。


食事はホールでみんなで一緒に食べます。


部屋の子ども達と一緒に、ホールに向かいました。


『みんな、食べる前に手を洗ってね。』


水道に向かったひとりの男の子が、いきなり走り出し、水道の蛇口の栓を次々にひねって水を出しっぱなしにして、逃げて行きました。


手洗いの場所は3箇所ありました。


蛇口は全部で20個くらい?


その水道を全部全開にして、笑っています。


『やめなさい!!』


ひとつひとつ、蛇口を閉めていっても、また、次の蛇口を全開にする彼。



『面白いな~・・・!!僕を捕まえてみたら?捕まえられるはずないよね・・・。たかが実習生のおねーさんには♪』


この子はまだ4歳です。


思いっきり腹が立ちました。


私は走って行って、彼を捕まえ、彼の手を掴み、手の甲をビシッ!!


叩きました。



今までの実習の経験から、私がちょっと怒っても子ども達は泣き出していました。


叩いたことは幼稚園の実習で一度ありました。


幼稚園の塀の上を歩いていた男の子。


外側は車の通りが多い車道。


『危ないから降りて!!』


降りようとしないその子の手を掴んで、無理やり腕の中に抱きとめました。


私は泣いていました。


思わず、その子の手を叩きました。


『なんで言うことを聞いてくれないのよぉ・・・。危ないでしょ・・・!!』


その子は大声で泣きました。


『ごめんなさ~い!!』



子どもは(大人もですが・・・。)一生懸命対応したら、きっとわかってくれると思っていました。


叩くのはまずいけど・・・。




その男の子はへらへら笑っていました。


『ぜーんぜん痛くないよ♪おねーさんの力ってその程度?』


彼はまた、閉めなおした蛇口を次々に開いていきます・・・。



私の指導担当の先生がやってきました。


まだ若い・・・。就職して3年目の先生です。


きびきびした仕事ぶりで、若いのにすごいな~って思っていました。


でも、彼女はいつも無表情でした。


笑わない・・・。



彼女は、彼のところに行くなり、いきなり往復ビンタ・・・。


『何やってんの!!』


『お前なんて怖くないよ♪』


へらへら笑って逃げ回る彼。


彼女は彼を背中から押して、突き倒しました。


彼はその時にどこかを打ったらしく、痛がって倒れたままでした。


『観念しなさい!!ご飯食べにホールに行くわよ!!』


そして・・・。



彼女は倒れている彼の耳を掴んで、そのままホールにひきずって行ったのです・・・。


『痛いよ・・・。やめてくれよぉ・・・!耳がちぎれる!!』


彼は初めて泣きました。


私は呆然としていました・・・。



私は、この指導してくれた先生におそるおそる尋ねました。



『何で、あそこまでするんですか?』


『あの子達は動物と一緒だから、言葉で説明してもダメなの。痛い思いをしないと。』



ショックだった・・・。


あの子達は人間だよ。


動物でも、痛い思いをしなくても、心はきっと伝わるよ・・・。



こんなこと、今もあるかどうかわからないけど、たぶんあるよね・・・。



保育士さんが悪いって思ってるわけじゃない。

いちばん悪いのは、赤ちゃんのときからほったらかしている、無責任な親だ。

彼女たちも一生懸命仕事をしてる。

環境が善悪を麻痺させているんだと思う。

私だって、こんな子ども達相手に毎日仕事をしてたら、どこか感覚が狂うと思う。




決定的なことは、


彼達に、愛する人、守りたい人、大事な人がいない。


だから、自分も大事にしない・・・。