私には結婚する前に、お付き合いをしたって自分で認識していた彼が4人いた。
最初は彼が高校2年生、私が高校1年生だった。
このときも半年くらいであっけなく終わったな・・・。
彼は中学時代のクラブの先輩だった。
憧れの先輩だった・・・。
中学を卒業して、彼は高校でラグビーをするために、強豪の男子校に入学し、下宿生活をしていた。
中学時代は緊張してろくに話すこともできなかったのに、彼からつきあって欲しいと言われたときにはビックリした。
それから、舞い上がってしまった。
まるでおままごとのような交際をしていた。
私は先輩に相変わらす憧れ続け、素敵な先輩と信じて疑わなかった。
私はいわゆる『オクテ』だった。
手をつなぐことはおろか、肩がふれただけでもドキドキした。
ある時、彼に彼の高校の文化祭に誘われた。
ひとりで学校帰りに制服で行った。
行ってビックリ!!
見たことのないような不良っぽいひとばかり。
ひとりでいるとまもなく取り囲まれてしまった。
『ね~ちゃん、なんか用?』
『ラグビー部の●●さんと約束をしてるんです(汗)』
『な~んだ。連れがいるのか』
私は普通の共学高校だった。
こんなコワイひとはいなかった・・・。
彼と会うことが出来たけど、私はこの環境にまったく場違いな雰囲気を感じ、とにかく早く帰ろうと思っていた。
『もう帰るね。』
彼にそう言った。
『じゃあ、僕の部屋、少し見ていかない・・・?』
『え?●●くんの部屋が見れるの?』
単純に喜んでいた。
思えばこれが最初の『男性不信』。