思い込みエネルギー | シングルママと不登校児のまいにち

思い込みエネルギー

先週、相談センターに行く日だったのに私はすっかり忘れていつものように「今日はカフェで英語の勉強しようっと!」などと思って出かけてしまい、倫太郎は倫太郎で、前日、へんな時間に寝てしまったのがたたって思いっきり朝寝坊していて私が出かける時にもまだ寝ている始末でした。


帰宅すると相談センターから留守電が入っていて、そこでやっと気付いた私と倫太郎。 この呑気ぶりがいいねぇ。 相談センターの人は「すっぽかしやがって。」と思っているかもしれないけど(^^;


翌日、またセンターから電話があったので「昨日は申し訳ありませんでしたー。すっかり忘れてて。(^^;」とあやまり、ついでなので相談員のSさんといろいろお話しました。 私からは、このあいだのTさんの話を聞いていて、今後中学生と遊ばせて欲しいとか、適応指導ルームの仲間に入れて欲しいとかいう気持ちは無くなったと話しました。


Sさんが言うには、この前、ルームの雰囲気に慣れさせようと思って指導員の男性に倫太郎君と遊んでもらったんですが、「倫太郎君ががちがちに緊張してしまって、この状態では中学生の仲間に入れるのは無理と判断したと言うのです。 だから、なんで雰囲気に慣れさせるために「大人」と遊ばせるのさ? 子供ってさぁ、子供どうし同じ部屋に入れておいたら、最初は距離を取ってても、時間が経てば自然に一緒に遊び始めるものじゃないの? なんで自然の力に任せないで、知らない大人となんか遊ばせるのか全然分からないよう。 と思い、そのようなことを言ったら、「そうですかねぇ...」なんて曖昧な返事でした。


Sさんは、倫太郎君は最初は相談センターに来られなかったのに最近は来られるようになって、それはそれで達成感みたいなものはあるんじゃないかと言うのですが、ええと~、いつ倫太郎が相談センターに「来られない」ようなことがありましたっけ?と思うのです。 相談センターの雰囲気は好きじゃないだろうけど(いつもシーンとしてて、小さい面接室がいくつもあって、クスリの匂いはしないけど、病院みたいなとこだよ)、最初から別に来ようと思って来られないような場所じゃないのですが。


実はその前の週、R君の家に遊びに行っていた倫太郎が、R君の放課後登校に便乗してR君ママに一緒に学校へ連れて行ってもらったということがあったのです。 (なんかそれぞれの担任の先生二人が授業をしてくれたらしい) その話を学校の先生から聞いたSさんが、「先週学校へ行けたんですってね。すごいじゃないですかー!」と言うのです。 しかしそれが、なんかとてもずれてる感じなんです。 私にとっては倫太郎が放課後学校に行ったというのは別にすごいことでもなんでもないのです。 別に今までだって周りが機会を作ってやれば放課後登校や保健室登校してたわけで、その機会を作ってやることを1年前に意図的にやめただけなんだから。


本人だって別に「ええ~っい、がんばって学校行くぞー」なんて思って行ったわけじゃないと思う。 なにがすごいんだか。 なんか思うに、Sさんの頭の中では「不登校というのはこういう子だ」という定義が出来上がっちゃってるんじゃないかと思う。 「不登校の子にとっては外に出るのすら大変なことである。不登校の子は学校という建物に近寄るだけで恐怖である。不登校の子は人間関係を築くのが困難である。」みたいな。


なんかさ、私は、この人がそんなふうに思うことで、逆にそのマイナスイメージを倫太郎に植え付けてないか? とも思うわけです。 そういう目で見られて、ただ相談センターに行っただけで「今日はここまで来られてすごい頑張ったね。」なんて言われたらどう思う? 自分にとっては普通のことだったのに、「自分みたいな子は他の子と違って、こうやって外に出るだけでも大変なことなんだ。」って思うんじゃないの。 


倫太郎がちっちゃい頃に読んだ育児書に、子供のぜんそくについて、「子供は自分が病気だなどという意識がない。意識がないのに、夜中に咳が出たと言ってはおじいちゃんおばあちゃんまでが起きてきてちやほやするからいつしか自分は大変な病気だと思ってしまう。病気だ病気だと思わなければ、学童期になれば自然にぜんそくはおさまる。」というようなことが書いてあったのです。 その頃倫太郎は、発作までは行かないけど毎日のように咳が延々と続くということがあったのですが、私はだいたいにおいて放っておくか、「風邪ひいちゃったかな?」と軽い調子で言って市販の子供用咳止めシロップを飲ませるくらいしかしませんでした。 実際それで学童期頃には咳が続くことはなくなりました。


思い込みエネルギーってすごいと思うんです。 プラスに思い込めばすごいプラスエネルギーになるし、マイナスに思い込めばマイナスエネルギーになる。 周りの人が「この子はこんなふうな子だ。」って思ってると、それって本人に伝わるんじゃないかと思います。


指導ルームの子達も、ひょっとして「この子達は人間関係が築きにくい子達だから大人が入ってやらねば。」って思われてて、実際にそうなっちゃっているんじゃないのかなーと思ったりして。 知らないけど。


それと問題はもう一つ。 倫太郎にいつも接しているのはSさんで、私と面接するのはTさんと、別の人なので私がいつもTさんにしている話がSさんにほとんど正確には伝わってないと思われることでしょう。 Sさんにはそのことも言っておきました。 倫太郎が、Sさんと遊ぶのはとっても楽しみにしてるので、家庭訪問はこれまで通りお願いしたいけれど、Tさんとの面接は無意味なのでやめたいとも言いました。 こちらで検討してみるとのことでした(^^;