久しぶりに「親の会」 | シングルママと不登校児のまいにち

久しぶりに「親の会」

週末、久しぶりに「親の会」に参加して来ました。 


1年半前に一度行った時は17才とか18才とか、大きいお子さんのお母さん達ばかりだったので、小学生のお母さんがいないかなぁ~と、お友達づくりのために行ったのですが、残念ながらメンバーは1年半前から全く増えていないということでした。


「親の会」の考え方自体は、私は全部納得してるわけではないんですが、


学校というのは行かなくても行ってもいいんだよ。 学校に馴染めないだなんて、うちの子ってなんて素晴らしい子なんでしょう。


というところまでは一緒なので、そういう考えのお友達を探すにはそこしかないと思ったんです。


1年半ぶりに行ってみて、う~ん、やっぱり根本のところが私が思うのとは違うな~と思いました。


あまりにも全部を受容しすぎていて、反省がない?


うちの子は素晴らしいのだから、親にも子にも反省すべき点は無いってことになっちゃってるみたいな気がします。 家で子供が暴力を振るってるとしても、なすべきことは「我が子のありのままを認めてあげる。」ことしかないみたいな。


子供も親も今まで何も間違ってなかったということは、子供を全面的に受容する以外に、よりいい親子関係になるために、親はどう子供に接したらいいかというような議論が生まれない気がするのです。


例えば、その日来てたお母さんが言うには、17才とか18才の息子さんがゲームを買うためにゲーム屋さんに親が一緒に行かないといけなくて、しかも、親だけ別の売り場で暇つぶしするのは許してくれなくて、息子と同じ売り場にずっと一緒にいて息子が「ねえお母さん、どっちのゲームがいいかなぁ?」とか聞いてくるのに付き合わなくてはいけないと言うのです。しかも息子さんが迷ってるあいだ2時間くらい立ちっぱなしで付き合わされるらしい。


そんなのって親は「この子はこの子だからいいのだ。」って言いながら耐えるしかないの?


でもその話が出た時のみんなの反応といったら、「ああ~」(大変だねみたいな?同情の「ああ~」)だけで、あとはそのまま子供にとってゲームがどんなに必要かって話しに戻って行ってしまうのでした。


そんなの私は嫌だよ~。自分の息子がそんなんなったら嫌だって思うけど、そんな本音はそのお母さんの前で言ってはいけない気がして言えず...


元代表者の方(私の母親に近い年齢の方です)が、実は一度は社会に出た息子さんがうつ病になってしまって家に戻っているらしいのですが、その息子さんが最近ちょっと母親に対して文句を言うようになった。その子は親に対して文句を言うような子じゃなかったので、最近になってそういうことが言えるようになったのは良かったと思うとか、その息子さんがウツになる前に「お母さんは俺が何か議論しようとして意見を言っても、俺が全部言い終わる前に持論を展開しだすじゃないか。最後まで聞いてくれないじゃないか。」と怒られたというような話をしていました。


私はそれを聞いて、やっぱり、こんなに長い間不登校についてはいろいろ勉強してきた人でも、今までずっと自分の親としてのあり方、子供への接し方については全く目を向けて来なかったんだなぁと思いました。 


少しでもそういう方面に目を向けていたら、子供が話し終わる前に持論を展開してしまったり、母親に文句を言えない雰囲気を作ってしまったりということは避けられたんじゃないかと思うから。


でもそういうことも、結局私は何も話せずに帰って来てしまいました。


ほんとは、そういうふうな親子関係にならないために、またなってしまった場合にどうしたらいいかっていうのを話し合える場が欲しいんだなぁ、きっと私は。


ただ、いい話もいろいろ聞けました。


元不登校の青年が、「自立というのは全く人に頼らずに一人で生きることだと思っていたけど、自分に出来ないことは出来ないこととして他人に頼り、なおかつお互い言いたいことをちゃんと言える関係が、本当の自立っていうことなんじゃないかと思う。」と言っていました。


おもしろいなと思いました。 彼が言っていたのは身障者と健常者の関係だったのですが、夫婦関係とか、同僚とかの関係に置き換えたらどうなのか? 言いたいことをちゃんと言える関係というのはすごく大切だけど、頼れる部分は頼るというのは線引きが難しいかな~。いろいろ考えてしまいました。


他にもいくつか。代表者の方がメモしておきたいようないいことを言っていました。


この会は、お母さんどうし本音を語り合うというより、中心メンバーの元代表の方と、現代表の方と、元不登校の青年の3人の話を他のお母さんがほとんどだまって聞いてるという感じです。 たぶん、現役不登校児のお母さんどうし共感しあったりというより、そういう、不登校が過去のことになってしまった人達から出てくる「いい言葉」を聞きにやって来るんだろうなぁーと思います。