校長先生と会う
先週、小学校へ行って校長先生とお会いして来ました。
担任の先生と一緒に校長室に入ると、すぐ3年生の時の担任の先生も入って来て、4人で話すことになりました。 「また3対1かよ。」と思う私(^^;
まず最初に校長先生から本当はもっと早くにお会いして今後どうしたらいいか話し合うべきなのに遅くなって申し訳なかった等の挨拶があって、事の始まりから話してもらえませんかと言われたので、保育園に通っている頃から集団が嫌いで行くのを嫌がったという話をかいつまんでしました。
「そんなの、担任の先生に全部話してあるんだから聞いといてよ。」と思う私(^^;
そうしたら校長先生が、「集団が嫌いというのは、お母さん心配でしょう。」と言うので、「いえ、私も集団が嫌いなのであまり心配していません。 大人になって、30人40人で一日中同じ行動を強いられるようなことって無いですし。」と答えました。 ここで校長先生に電話がかかって校長先生は一時中座。
その後、普段の生活はどうかとか、勉強はどうかという話になりました。 「勉強は一時期は私もやらせようとしたけれど、やっぱり本人にやる気が無ければどうしようもないし、大人になってから夜間の学校に行き直す人もいるし、勉強というのはいくつになっても出来るものだと思います。やる気が無いものを無理にやらせても返って勉強嫌いになる気がします。」と私が言うと、校長先生は、「お母さんが、子供がやる気を出すのを待ちたい気持ちは分かるのですが、本人がやる気になった時に、基礎が出来てなかったらそこで自信を失うんじゃないでしょうか。」ということを言っていました。 小学校程度の基礎をやり直そうとしてくじけるくらいだったらそれはやる気になったとは言えないと思うけど... それに、勉強について言い出すと学校というものが根底からおかしいって話になっちゃうからそれ以上何も言いませんでした。
校長先生の知り合いの息子さんだかが、やっぱり小学校からあまり学校に行けなくて、今21才だけど何もしないで家にいて、このあいだやっとアルバイトに行ってみたけれど1週間でクビになってしまったのだそうです。 校長先生がその子を引き合いに出して、やっぱり家にずっといて、いきなり社会に出て行こうとするのはすごく難しいことなんじゃないかと言うので、「私は、子供に自信を失わせないようにすることが大事だと思うんです。 学校に行けないからって自分はダメだとか思ってしまうとそれこそ家から出られなくなってしまうと思うんです。 私は子供に『あなたはありのままでいいんだよ』というメッセージを送りつづけたいのですが、『学校はどうするの?』『保健室に行こうよ』などと学校に引き戻そうとするような言葉かけは、『あなたは今のままじゃダメなのよ』っていうメッセージを送ることになるような気がしてしょうがないんです。」と言いました。
担任の先生と3年生の時の担任の先生は(二人とも女性ですが)「うん、うん」「その通りです。学校に行けないからダメなんてこと全くないんです。」と頷きながら聞いてくれました。
校長先生が、「お母さんが何年も苦労して出された結論でしょうから、否定はしませんが、全部あきらめてしまうというのはどうでしょうか。あまり後ろ向きに考えない方がいいのではないでしょうか。」と言うので、「私は、学校に対しては前向きではないんですが、子供の将来を悲観しているわけではないですし、子供を信頼して見守ろうと思っているだけです。」と言いました。
他にもいろいろ話した気がしますが忘れました...。
最後に校長先生が、「これからもちょくちょく顔を見せに来ていただけますか。」と言われたので、「それはちょっと...」と答えを渋っていたら、「それじゃあ学期に1回くらいはどうですか。」と言われました。 内心、「それってまたそういう決まりでもあんのかしら?不登校児の親と、学期に1回は顔を合わせて様子を聞くこと。みたいな...?」というのが頭をよぎりましたが、なにせこんな話し合いは私にとっては正直時間の無駄でしかないので、本当に本当に学期に1度ですら来たくなかったのです。 それでまたも「それもちょっと...」と答えを渋っていたら、やっと「そうですか、分かりました。」と引き下がってくれました。
さぞ、嫌な親だと思われたことでしょう。
校長先生と挨拶して話しを終わり、担任の先生がお便りを持って来るというのでその間、3年生の時の担任の先生と二人きりになりました。 その先生は、今年は担任を持たずに、いわゆる授業について行きにくい子などの面倒をみる人として学校にいるということで、その日も校長先生との話し合いに同席していたわけです。
その先生は倫太郎が本格的に不登校になった時に散々お世話になっているので私もよく知っているのです。 その先生に、「なんだかいい感じですね。 前より溌剌としているっていうか、若くなったっていうか、ともかくいい感じになってますよ。大きいお子さんがいるなんて見えませんよ。」と言われました。
嬉しかったです。
だってほんとに、以前に比べたら革新的に元気だと自分で思うんだもの。 人からもそう見てもらえたら嬉しいです。 元気というのは、身体がじゃなくて、心がね。
そんなわけで行きはどんより、帰りはウキウキして帰りましたとさ(笑)