今回はブロックチェーンについて、もう少し説明する。

 

 

前回さらっと書いたが、これは物凄い技術革命である。

 

 

何がすごいのか。

 

まず、トラブルに強い。

 

これまでお金は、銀行が管理してきた。データは銀行のサーバーにある。

と言うことは、万が一そのメインサーバーが攻撃を受けてダウンしたら、銀行に預けているお金が誰のものであったのかはもはや分からなくなる。

 

もちろんバックアップサーバーもあるだろう。が、そこもやられたらお終いだ。

 

 

が、ブロックチェーンの仕組みを使っていると、そもそもメインサーバーという考えがない。

データは、ネットの世界にあるので、世界中のPCどこからでもアクセスできる。

このシステムが破綻するのは、世界中のパソコンが同時にシャットダウンした時。

それは地球が滅びる時?くらいしか思い付かない。

 

非常に安全なのである。

 

 

あと、不正にも強い。

 

例えば現金。

手元に札束がある。札束を封筒に入れて、接待の席の座布団の下に忍ばせておく。

誰も見ていなければ…分からない。

裏金だ。

 

もしくは…小説やドラマにあるような、どこかの銀行の支店長が、自分の個人的知り合いに無利子で貸付を行う…発覚しない限り、他人には分からない。

 

こんな不正や裏取引などが行われてきた事はよくニュース等で耳にする。

 

 

ところが、暗号通貨の世界ではそれができない。

手元に通貨があるわけではない。

あくまでもインターネットの世界に、概念として存在しているだけである。

そのやりとりは、インターネットを通じて全て記録され、そのデータは前述の透明なボックスに全て入れられている。

それを全世界のマイナーたちが監視している。

 

不正の行われようがない。

 

仮に不正を行おうとすれば、10分に1回のデータを承認される間に、今不正を行った事を辻褄を合わせるために、過去50万あると言われるブロックを遡って開き、データを改ざんし、戻って来なければいけないが、そんな事は事実上不可能である。

 

 

このブロックチェーンの仕組みは、暗号通貨を支えるために開発されたが、そのあまりの素晴らしさにそれ以外での活用も検討されている。

物品販売や様々な証明書の発行、医療現場や、国単位でこのブロックチェーン技術が活用されているのだ。