年齢とリスク選好。結婚相手はリスク要因?
年齢を重ねるほど、コンサバに?若さゆえの無鉄砲が、時に人生の道を切り開くこともあるのでしょうか。ネットサーフィンをしていたら、興味深い論文を見つけました。リスクの取り方と年齢の間にどのような相関があるのかが検討されています。Liu et al.(2014)『Risk-taking differences across the adult life span: A question of age and domain』J. Gerontol. B Psychol. Sci. Soc. Sci., 69(6), 870–880.リスクにはさまざまな種類があり(リスクドメイン)それぞれ年齢との関係が異なるようです。例えば、健康や経済面に関しては、年齢を重ねるごとに保守的になる傾向が強く見られます。つまり、リスク行動と年齢の相関が強いということです。一方で、恋愛や友人関係、職業などの社会的な面では、年齢とともにリスク回避の傾向が強まるものの、若年層と高齢層の差が比較的小さい領域もあります。これらの社会的リスクは、他のリスクドメインに比べると”年齢による差が小さい”という特徴があります。結婚は、人間関係に大きな変化をもたらす「超巨大リスク要因」と言えるでしょう。そのため、社会的リスクと年齢の相関が低いことは、特にミドルエイジ(ミドサー)以降の婚活勢にとっては、朗報かもしれません(笑)。でも、20代の頃のような勢いとか、燃え上がる感情とか、誰かに盲目的に恋するエネルギー、ミドサーになって確実に消えゆく(笑)。やっぱりミドサーは保守的…。これ、結婚相談所で複数のお相手と仮交際をしている時に、顕著に感じることです。例えば、すごくいいなと思うお相手と仮交際のご縁があったとして、その方が魅力的すぎると、入れ込んだところで打率が低いかもしれない、って思ってしまうんですよね。ついつい「私よりもう2〜3歳若い女性と並行してデートしているんだろうな」と考えたり。その結果、逆に本気になれないんですよね。お相手との関係に本腰を入れて、他の方とのデートをストップすることが、ハイリスクであると感じてしまうんです。まあ実際、こういったケースは大抵ハイリスクですし(笑)ミドサーの婚活は勢いだけではどうにもならないとも思っています。今日も無鉄砲と保守派の絶妙なバランスの中で揺れながら、今宵も未来の旦那様を妄想しています。