たまたまTVでやってたので見てた。
感想は
「なんじゃこりゃ?」
だった。
僕は原作のコミックが好きだったから読んでたんだけど、なんだかまるで違う。
映画化やドラマ化って大体そんなもんだろうけど、岳の良さってそういう事じゃないのにってもやもやさせられっ放しだった。
キャストは別に良い。
話題性の為に美男美女にせざるを得ないっていうのも有るだろうし、違和感や三歩(主人公)のイメージとは違うけど小栗旬も頑張ってたんじゃないかと思う。
ただ、脚本が・・・
遭難救助って気合で何とかなるものじゃないと思う。
感情的になって無茶・無謀をする事が美徳ではないと思う。
原作ではその辺りが上手く描かれていた。
自分では無茶な事をしているつもりではないのに些細な事がキッカケで遭難してしまう様子を丁寧に描いているのは、ただ「救助」する事を描くのが目的ではないからで納得出来るものだし、無茶に思える三歩の行動は、三歩の超人的な体力と知識と経験、ズバ抜けた観察力が有っての事で、ただ勢いで動いている訳じゃなかった。
大盛スパゲティの話もそうだし、クライミング中に友人が落下した時もそう。
時に残酷とも思える行動を取りながらも、その裏には行動力、冷静な判断力、そして大きな温かみが有ったし、山に登る人の背景や感情まで丁寧に描かれていたから「そんなに上手く行くはずがない」って思いながらも泣けるほど面白かったのに。
何だか何にも残らない映画だった。
「うぉー!」で何とかなるのはドラゴンボールだけで良いと思う。
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