手に入れたARIAのシンソニード。
同じ様に見えて、前に持っていた物からちょっと変わっている。
Sinsonido AS-101Sというモデルのシースルーブラック(木目が見える薄い黒色)。
ナチュラルなカラーが良かったけど、このデザインなら黒色も悪くないかも。
何度かモデルチェンジしている(僕が知っている限りでは2回ほど)うちの、現行モデルみたい。
AS-490シリーズ(旧々モデル)
AS-100シリーズ(旧モデル)
AS-101シリーズ(現行モデル)
それぞれに、クラシックギターモデル、ナイロン弦のスリムネックモデル、スチール弦モデルが有ったと思う。
以前持っていたのはAS-490のナイロン弦スリムネックモデル。
ネックの形状は恐らくスチール弦モデルと一緒なんだと思う。
クラシックギターモデルはナット幅が違う(指板が幅広)。
見た感じみんな大差無い様に見えるけど、AS-490シリーズとそれ以降では本体の材質と電気回路部分が変更されてる。
AS-100とAS-101の違いは知らない。
元々はアメリカのsoloetteっていうギターメーカー
の設計。
それをARIAがライセンス契約して中国で製造しているみたい。
本家のサイトを見ると、結構良い値段してる。
音がどの程度違うのか分からないけど、ARIAのコストパフォーマンスは高いんじゃないかな。
soloetteのサイトに音源が有るけど、音なんて環境で大きく変ってしまう。
誰かsoloetteとsinsonidoを同じ環境で弾き比べしてくれないかな。
soloetteなんて見たこと無いけど。
だからブリッジピンは無い。
そういう構造の為か、弦のテンションは弱めな気がする。
ネックの形状はかなり薄い。
幅は気にならないけど、厚みが薄い。
エレキから持ち替えても違和感が無いって書かれているけど、エレキでもこれは薄いんじゃないの。
普段弾いているアコースティックギターに比べるとかなり違和感が有るけど、気になって弾けないレベルではない。
弦のテンションも弱いし、意外に押弦しやすかったりするけど、コレになれると普通のアコギで苦労するかも。
完璧を求めるとちょっとアレだけど、遊ぶ分には多少の違いは我慢出来るレベル。
長年ギター触ってる人なら言うまでも無いだろうけど、こういう些細な違いが演奏性に大きな影響を与えるっていう事が初心者だとなかなか実感しにくいし、自分の好みっていうのも明確に分からない。
コストパフォーマンスが高いって言っても決して安い物じゃないから、気になる人は実際に触って弾いて見た方が良いけど、あんまり店頭では見かけないんだよね。
ガットギター(クラシックギターの様なナイロン弦のギター)のペグみたい。
これをテール側に設置する事でかなりコンパクトになってる。
ペグの精度が悪いって言う評価を良く目にするけど、前のモデルよりは多少マシになっている気もするかも。
色合いは安っぽい派手さが無くて良いけど、ツマミはもろプラスチックで安っぽい。
使っていて気になる様ならもう少し良いペグに交換するかも。
それより、弦の巻き方がお粗末なんだけど。
3弦、4弦がボディに当たってるし。
中古なんだから弦の交換は前提だろうけど。
ブリッジ部分がピックアップになってる。
ピックアップはUSA製(ソロエッテのオリジナル)らしい。
そう思うとやっぱりARIAはコストパフォーマンス高いんじゃね?って思えるんだけど、ちょっと弾いてみた感じでは何だかエレキギターっぽい感じがした。
YouTubeとかで聴くと結構綺麗に聞こえるんだけどなぁ。
向かって左がボリューム、右がトーンコントロール。
トーンは低音と高音が独立した2段式のボリュームがついてる。
AS-490はコントロールがボディ下側に有って、もう少しシンプルな構成だった。
音はかなり低音が強調されている印象。
エレキベースでも強烈な低音を放っていたスピーカラ でも、低音を絞らないと音が割れる。
だからコントロールを追加したんだろう。
出力用のジャックと、ヘッドフォン用のミニジャック、外部電源(ACアダプター)用のジャック。
AS-490は出力ジャックが1つ有るだけで、ヘッドフォンもそこに挿してた。
ACアダプターは別売り。
ケーブルがいっぱい有ると演奏する時に邪魔だから電池を使う方が無難だと思うけど。
ただ、エレキと違って電池が無いと全く音が出ないらしいから、練習用に外部電源が有った方が良いのかな。
出力ジャックが有るって事は、エレアコとして使えるって事だよね。
電池ケースはワンタッチで開けるけど、フタを無くさない様に。
電気回路部分のカバーは同色。
安い割には良い造りなんじゃないの。
フレームはアルミ製で軽量。
それにウレタンチューブと、ウレタンクッションが巻いてある。
フレームの差込み穴が欠けるトラブルが有るみたい。
取り外す際は丁寧に扱いましょう。
AS-490では、上部前側のフレームが内側(身体側)に傾いていたはずなんだけど、AS-101ではフレームは本体に対して全部まっすぐでフラットになってる。
フレームが斜めだと取り外す際にどっち向きに力を加えたらいいか分かりにくくて、それが取り外しの際に無理な力を掛けて破損させるっていう事につながっていたのかも。
斜めフレームの方がカッコイイけど、まっすぐでも特に演奏しにくい訳でもない。
どうしても斜めにしたかったら、差込部分だけ曲げても良いかもね。
本体もかなり軽量。
実測で1.4kg(フレーム、電池込み)。
アコースティックギターのヤイリのBL-85が1.8kg。それよりも軽い。
タカミネのエレアコだと2.4kg(電池込み)。
オムロンのカラダスキャンで測定してみた。
人間の体重計測用だから、軽い物質の計測が正確かどうか分からないので参考まで。
ソフトケースの内側は傷が付かないように高級そうなソフトな内張りがしてあって、本体とフレームを別々に収納出来るように仕分けが有る。
肩掛け用のストラップも有る。
意外に良い造り。
軽量でコンパクト。トラベルギターにはうってつけだけど、音を出すには別にアンプが必要。
AS-101シリーズで一番ネックだったのが、野暮ったいフレーム。
soloetteの製品やAS-490シリーズは細身なフレームで、このギターの特徴的なデザインをより際立たせている印象だったんだけど、AS-100シリーズからは厚手のウレタンクッションが巻いてあるからなんとも野暮ったく見える。
でも、嫌ならクッション剥がしちゃえば良いんじゃね?って思ってフレームを観察してみると、アルミフレームの上にAS-490同様の黒いチューブが有って、その上に更にウレタンクッションが巻いてある。
だからウレタンクッションだけ取ってしまえば、AS-490に近い印象になる。
ほら、なんか良い感じになったんじゃない?
AS-490に比べると電気系が改善されているし、AS-101のクッションを取ってしまうのが一番ベストな気がする。
ただ、多分フレームがまっすぐな状態でチューブとクッションを挿入し、それから曲げ加工してあるみたいで、そのままクッションだけを抜く事が困難。
仕方が無いから切ってしまった。
切ってしまうと元に戻せなくなるから、やるなら自己責任でね。
6.5×10mmって書いてあるから、これはエアーチューブを代用してるんだね(コンプレッサーの圧縮エアーを使う時のホース)。
エアーチューブっていろんなカラーが有るから、フレームをオリジナルカラーにする事も出来るかもしれない。
ホームセンターに行けば売ってるから、気になる人は頑張ってやってみてね。
曲げがキツい所はチューブが入らないかもしれないから、外す前に良く考えてね。
程度も悪くなかったし、中古だけどちゃんと機能している。
ネックの形状がイマイチだけどちょっと遊ぶ分には問題無いし、この骨骨な本体も以前ほど弾きにくいっていう感じはしなくて普通に弾けた。
前はイマイチに思えたけど、今思うとなかなか良い造りのギターかもしれない。
後は電池で動く小さなアンプかな。
もう少し弾いてみて、慣れたら他のギターと音色を比べてみたいと思います。
追記
AS-490みたいに上部前側のフレームを曲げてみた。
アルミ製(しかも結構柔らかめなアルミ材)だから結構簡単に曲がる。
簡単だけど、手で曲がるほど柔らかくは無いからバイス等で固定しないと無理。
はめ込みの2ヶ所の曲げ具合が平行になってないと差し込んだ時に無理しそうなので注意。
あと、当たり前だけど反対側に曲げると大変な事になる。
曲げる時に、あれ?どっちに曲げるんだっけ?って考えちゃうからさ。
抱えた時に若干身体寄りになってホールドしやすくなる。
っていうのは建前で、だってこんな骨骨のギターなんてどうしたってホールド性悪いに決まってる。
でも、生ギターだと素人が触れる所はほとんど無いけど、Sinsonidoはこうやって手軽にカスタマイズ出来るから面白い。
なんかSinsonido気に入っちゃったかも。
追記
弾き比べしてみました。
環境や条件、演奏者で音が変わるので、あくまで参考です。
音源はこちら








