- 先日読んだ白倉由美の作品が気になったので、他の著書も読んでみようかと思った。
- 「夏の教室」は、白倉由美原案。
- 夏の教室/大塚 英志
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★★★☆☆
僕達に、生まれてからの記憶はない。左眼のバーコード、ドッグタグ、十六歳。それだけが、僕のアイデンティティ。何をしても自由、モノに溢れたこの街では十七歳になると、みんな消えてしまう。一花の十七歳のバースデイまで、あと一週間。壁に囲まれた永遠に真夏のこの世界から、僕は彼女を連れて逃げられるのだろうか。“十七歳の儀式”を通じて描かれる、美しくも残酷な思春期の寓話。「
レビュー
面白そうな内容で期待しただけに、いま1つ感が。
内容を明かしてしまうとつまらないから書かないけど、「じつはこうだった」という内容は特に珍しくないです。
そこからどう展開させるのか、近未来社会を徹底的なリアリズムで描くのか、それともファンタジックに仕上げるのか、はたまた少年が青年になる過程や心情をヒューマニズム溢れる描写にするのか、そのどれもが中途半端な印象でもう少し的を絞って欲しかった。
カバーイラストが鶴田謙二で驚いた。
でも書下ろしじゃないから、内容には即してません。
コミックはなかなか書かないけど地味に仕事してんだな、あの人。
- ゴーストベイビー/著者不明
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★★★☆☆
愛する家族と離れ、初めて暮らすことになった街には、運命の出会いが待ち構えていた。僕が落ちたのは、百年の時をまどろむ幽霊の少女との恋。二度とは戻らない思春期の中でさまよい辿り着いた、ただ一つの愛。
レビュー
「夏の教室」と違って内容が全く予想できないんだけど、とりあえず借りて読んでみました。
ファンタジックな内容と現実的な内容が織り交ぜられていて、なんとなく村上春樹の作品に見られるような精神的世界を感じさせます。
終盤に明かされる真実がなかなか良かったんだけど、少し中たるみ感が有ったので、★3と★4で悩んでギリギリ★3といったところ。
にしても、白倉由美の単行本高いな。
どちらも期待していた程良くはなかったけど、「君を守るためにぼくは夢をみる」は、機会が有れば読んでみたいと思う。児童書なんだけど。
- きみを守るためにぼくは夢をみる/白倉 由美
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