先日小学校で有った講演会。
田中良という有名な講師らしいんだけど、名前が普通過ぎて検索しても見つけられなかった。
子育てについて僕は特に「この人ならでは」の部分を見つけられなかったんだけど、奥さんから聞いた話では、みんな「分かりやすくて良かった」っておおむね好評だったみたい。
でも、90分程度の講演内容はかなり端折ってあるみたいで、本当はもっと深い内容なんだって。
奥さんはPTAの役員をやっているから、待合室で講師の対応をしている時に色々話を聞けたらしい。
その裏話、他人のプライベートに関わる内容なのでここに書くべきかかなり迷ったんだけど、僕は僕なりの思いを書いておくべきなんじゃないかと思ったので、1つの意見として書いておこうと思う。
その講演会の先生は講演以外にも色々活動されているらしく、例えば性同一性障害の人のカウンセリングとか、定期的にミーティングなどを行っているとか。
その事は講演会でも少しだけ触れていたんだけど、時間の関係上、またメインは子育てについてという事も有って深くは話さなかった。
裏話では、性同一性障害の人(身体は男で心は女)をカウンセリングしていて、やっと前向きになってもらえたと思った時に、その人が自殺してしまったと落ち込んでいたそう。
性同一性障害は昔から一定の割合で存在する人達で、それは先天的なもので、どうしようもないものらしい。
当然、本人に罪はないし、悪いことでもない。差別される所以もない。
でも、建前としてではなく、それをきちんと理解している人はそんなに多くないんじゃないかな。
亡くなった人の両親は、母親はまだ理解があったそう。
でも父親は理解に乏しかったみたい。
僕は奥さんを通じて軽く聞いただけなので、両親がどの程度理解してあげられていたのかは分からない。
葬儀の際も色々と問題が有ったらしいけど、それも個人的な事なので書くのはやめておく。
もし僕が親の立場なら、どう思うかな。
僕はね、例えどんな事でも、子供にとって親は一番の味方であるべきだと思う。
自分の理解の範疇を超えるものであったとしても。
それは、ただの綺麗事かもしれない。
僕がまだ自分の理解の範疇を超える物事に遭遇していないから言えることなのかも知れない。
でも、僕は自分の子供には笑っていて欲しい。
その為に、僕が出来る事はなんだろう。
何も出来なかったとしても、僕は無条件で子供の味方でありたいって思う。
誰に何を言われても、せめてウチの中だけでも、「ここはあなたが居ても良い所なんだよ」って、穏やかに居られるように。
自分の親にカミングアウトする事は、友達に言うのとは比べ物にならない程のもの凄い勇気が必要だったと思う。
口を開けたまま呆れてないで、「よく打ち明けてくれたね」って、まずはその勇気を褒めてあげようよ。
大抵の事では動じない様に、広い心と広い視野を持てたら良いね。性同一性障害だからって、みんながみんな綺麗な訳でもないし、男前な訳でもない。
それは普通の人だって同じ事。
僕だってイケメンじゃないし。
でも、性同一性障害だと、綺麗じゃないっていうだけで普通の人よりもはるかに生き難くなるんだろうね。
はるな愛は大して好きでもないんだけど、性同一性障害の偏見を軽減するという意味ではとても貢献しているのかもしれない。
性同一性障害の人達は、みんなはるな愛みたいにお馬鹿キャラを演じなきゃいけないと思われてしまうのも困るだろうけど、ちょっと応援してみたくなったよ。