今から数年前。東京に出てきたばかりの私はまだ勤め始めて2年目。

給料も少なく貯金が出来ない状況でした。




そんな時、実家にいるときに羽振りがよかったお父さんから
初めてお金を貸して欲しいと電話。

今までそんな事言われたこともないし、
そこまで会社がやばいことも知らず。。。


忘れもしない11月末の出来事。


ボーナス前だった私は「今は無い」と冷たく断ってしまった。


お父さんは「すまん。忘れてくれ・・・」


ずっとそのことが引っかかって、年末に実家に帰っても
父には会わず逃げるように東京に戻ってきてしまった。


でも何となく気になったので1月2日にお父さんに電話した。



「・・・元気?・・・ごめんね。会えなくて。仕事があって」



その時の私はかなりびびっていたのか、お父さんがなんて言ったのかも覚えてない・・・

多分たわいのない会話をしたんだと思う。



数週間後。



妹が東京の学校に通うために東京に泊まりに来た。


妹が来た夜、母からの電話。



いつもと様子が違うことに少し胸騒ぎがした。


母は「本当は会って言おうと思っていたけど・・・」



何??





「妹が一緒に居るなら電話でも・・・いいよね・・」





だから何???






「実は・・・・・」







「お父さんが亡くなったの・・・」







はっ????何で??ってかそれっていつ??





もう頭の中が真っ白で、手の震えが止まらなかった。



何よりもその後言葉に出来なくて、妹にどう伝えたのか覚えてない。



とにかく、すぐに実家に帰ることを伝えて電話を切った。